歯周病!?歯磨きしている時に歯茎から出血した場合の対処法3選

歯周病!?歯磨きしている時に歯茎から出血した場合の対処法3選

歯磨きをしているときに、歯茎から血が出たなんて経験のある人は結構いるのではないでしょうか。出血といっても、歯ブラシでこすりすぎて切れてしまったという場合は、ただの傷による出血なので問題ありません。

問題となる出血は、頻繁に起きたり、歯と歯茎の間から出血するようなものです。それは歯周病の前兆やサインの可能性があります。

そのため、歯茎からの出血には適切に対処する必要があります。そこで、今回は歯茎から出血した場合の対処法について紹介します。それではどうぞ。

歯磨きしている時に歯茎から出血した場合の対処法3選

1.血はすべて出す

歯茎から血が出る原因としては、歯垢などによって細菌が繁殖しているからです。通常の状態であれば、唾液が細菌を死滅させようとしますが、それが間に合わないほど繁殖している場合には、白血球がその細菌を倒そうと作用するようになります。

結果的に、細菌が繁殖している歯茎に血が集まりやすく、そこを歯ブラシでこすっただけで簡単に出血しやすくなってしまうのです。

出血があると、歯磨きをするのが恐くなるかもしれませんが、出血した場合はその血をすべて出すようにしましょう。血を取り除かないと、どんどん歯茎に血が溜まって歯茎が弱くなり、最終的には歯が抜けてしまうことになります。

細菌を死滅させるための血は歯茎にとっては悪い血なのです。それを刺激して出血させることで、無駄な血を取り除き、さらに歯茎自体の新陳代謝などもよくなり、健康な歯茎へと生まれ変わりやすくなります。

血が溜まることで歯茎が弱くなってしまうので、それを防止するために、出血した場合にはそれが収まるまで刺激して、血を出し続けてください。

2.正しい歯磨きを心がける

そして、正しい歯磨きを心がけるようにしましょう。歯茎から血が出て歯周病になる原因としては、しっかりと歯垢が取り除かれていないからです。つまり、歯磨きがきちんとできていないのです。

歯磨きは歯の表面を磨くことだと思われていますが、それよりも重要なのは歯と歯茎の間にある歯垢を取り除くことです。それをやらなければ、細菌が繁殖しやすくなって歯周病になってしまいます。

歯磨きを歯と歯茎の間(歯周ポケット)に食い込ませるようにして、その間の汚れを落とすようにしてください。歯茎が傷つきやすいようであれば、柔らかい歯ブラシを使うことをおすすめします。歯と歯の間に挟まっているものも要注意で、歯間ブラシなどを使いましょう。

そして、とにかく歯磨きは毎日やるべきです。面倒だとサボったりすると歯周病になってしまい、後で取り返しのつかないことになるでしょう。

以下のリンク先で正しい歯磨きの仕方が紹介されていますので、ぜひ参考にしてください。

もう迷わない!プロが教える本当に正しい歯の磨き方まとめ-NAVER まとめ