ケアしても治らない・消えない！背中ニキビが繰り返す原因と改善対策（2/3ページ）

2．改善するためのニキビケアをしていない

そして、改善するためのニキビケアをしていないということも治らない原因となります。以上のような背中ニキビの原因は熟知しており、それをしっかりと改善している方もいるでしょう。しかし、それでも治らないことが多いです。

なぜならば、原因の改善はニキビの予防であり、治すためのケアではないからです。背中ニキビの原因解決はとても重要ですが、それは背中ニキビの発生・予防をするためのもので、すでにあるニキビを改善するものではありません。

背中に存在しているニキビを改善するには、炎症の抑制などの専用のケアが必要となります。背中ニキビ用の化粧品の有効成分によって、ニキビを治すということが必要です。「予防」は大切ですが、「予防＝改善」というわけではありません。どんな病気でも「予防」しつつ「改善」するという両方の対策が重要になります。

3．ケア対策そのものが間違った方法である

しかし、予防だけではなく改善ケアもしっかりとしているのに治らないと悩んでいる方もいるでしょう。その場合には、ケア対策そのものが間違った対策であることが原因となります。

背中ニキビの治療には以下の2つの要素が必要です。

炎症の抑制: ニキビの炎症を鎮静化させて、ニキビを治す
保湿: 肌を良好な状態に保ち、ニキビができにくく・治りやすい肌にする

この「炎症の抑制」「保湿」がしっかりできていないと、効果的な改善効果は見込めないことになります。効果がない間違ったケア対策方法としては、一般的な化粧水や美容液などを使用しているということです。

確かに化粧水や美容液なども保湿などの美容効果はありますが、ニキビの炎症を抑える効果はありません。保湿は肌の状態をよくするのに必要ですが、ニキビそのものの炎症抑制効果がないとニキビは改善されないのです。

つまり、背中ニキビの適切なケアは、「炎症抑制」「保湿」の両方の効果が見込める専用ケア用品を使う必要があります。ニキビの炎症抑制の効果は、専用のケア用品でないとその成分が含まれていません。「保湿」はニキビの予防・改善には欠かせませんが、その対策だけでは改善できないのです。しっかりと専用のケアも行うことが必要です。