体を温める!風邪や発熱時の寒気・悪寒を解消して治す対処方法4選

体を温める!風邪や発熱時の寒気・悪寒を解消して治す対処方法4選

風邪をひいたり、それで熱が出てしまった時は、いつも以上に体が寒いと感じるようになります。いわゆる「悪寒」というもので、とてもつらいですよね。ゾクゾクした寒気が背筋などに走り、余計に体調が悪化してしまうのではないかと不安になるでしょう。

そもそも風邪や熱で体温が上昇しているのに悪寒が生じるのはとても不思議なものですが、それにはしっかり理由があります。ウイルスを倒すために体は体温を上げますが、それによって脳が認識する平熱の基準も上がるのです。普段は平熱が36℃くらいですが、風邪・発熱時で38℃の体温になった場合には、その38℃が平熱だと認識します。

そのため、普段よりも体温と外気温の差が大きく感じられるようになり、いつもは平気な気温でも寒いと感じてしまうようになります。つまり、悪寒がするのは体の仕組みとしては当然のことなのです。

しかし、やはり寒く感じるのはとてもつらいことなので、しっかりと対処をして解消したいものです。そこで、今回は風邪や発熱時の寒気を解消して治すための対処法を紹介します。ガクガクぶるぶる震えて辛いという方はぜひ参考にしてください。それではどうぞ!

風邪や発熱時の寒気・悪寒を解消して治す対処方4選

1.厚着や布団で体を温める

風邪や発熱での寒気がする場合には、基本的には体を温めるということが重要になります。体が寒いと感じたのであれば、普段行う対策のように服を何枚も着たり、布団にくるまったりして体を温めるようにしてください。

体温が高いのが維持されるほど、ウイルスは倒しやすくなります。そのため、昔から今でも、風邪を治すためには体を温めるのが一番の対処と言われているほどです。

しっかりと体を温めれば寒気も解消できますし、それだけ風邪の治りも早くなりますので、きちんと対処しましょう。こたつやヒーター、湯たんぽや電気あんかなどの暖房器具を使うことも効果的です。

とにかく、寒気を解消できるくらいまで、体を温めてください。そうすれば、ひどく感じていた寒気も治すことができます。

2.首元はしっかりと温める

体を温める際には、首元をしっかりと温めるということが重要です。首元はとても冷えやすいところで、そこが温まっていないと寒気も解消されません。

また、首の後ろには風邪の症状緩和や治りを早くするのに効果的なツボが集中しています。そこを温めることでツボが刺激され、風邪に効果的なメリットもあります。

そのため、ヒートテックやマフラーなどで首元はしっかりと温めるようにしてください。そうすれば、全身が温まって寒気も解消されますし、ツボの効果で風邪の治りも早くなります