どう対応するべき?モンスターペアレントの対処法や対策方法5選
昨今、話題となっているモンスターペアレント。学校で働いているというあなた、悩まされてはいませんか?
子供や指導のことで常識をはるかに逸したクレームを突きつけてくる、まさに厄介な怪物や悪魔です。
そんなモンスターペアレントに悩まされて、うつ病になってしまう教師もいるものです。なんとかして、うまく対応したいものですよね。
そこで、この記事ではモンスターペアレントの対処法や対策方法について紹介します。悩んでいる方はぜひ参考にして下さい。それではどうぞ!
モンスターペアレントの対処法や対策方法5選
1.反論せず、まずは言いたいことを言わせる
モンスターペアレントは、とりあえず学校や教師に対して敵意を強くむき出しにしている状態です。
「そんな理不尽な要求困るよ!」と教師側は思うでしょうが、そこでつい反論してしまうのはNGです。
理不尽に怒っているモンスターペアレントをさらにヒートアップさせることになり、余計に理不尽な怒りをぶつけられることになります。
そこで、まずは反論せずに、言いたいことをすべて言わせるようにしましょう。泣きわめいたり言い訳を言ったりする子どもと同じです。適度に相槌を打ち、適当に聞き流すようにして下さい。
2.謝罪だけではなく拒否も忘れずに
モンスターペアレントに対応する際には、とにかくその威圧感に圧倒されて、謝罪ばかりしてしまう方も多いでしょう。
しかし、それはNGで、相手の思うつぼです。。謝罪ばかりすれば、モンスターペアレントは自分の言っていることがやっぱり正しい、そして立場も自分が格上だと誤解して、さらに理不尽かつ高圧的な要求を仕掛けてきます。
そこで、しっかりと謝罪するべきところは謝罪し、それは無理ですと言うべきところは拒否をするようにしてください。もちろん相手はお客様になりますが、やはりこちらにとって理不尽な部分は、対等に向き合って拒否することを明確にしましょう。
3.許可をとってメモや録音をして会話を記録する
モンスターペアレントは、教師は親の言うことには何でも従う立場だと、まるで自分が王様のような態度で接してきます。それゆえ、校則や法律を度外視した要求を突きつけてくることもあるでしょう。
いくら断っても、断念してくれず、何度も何度も理不尽に要求してくる。こんな場合にはとても困ってしまいますよね。まさにモンスターです。
そこで、こんな状況を避けるためにも、相手に許可をとって会話の内容をメモや録音で記録するようにして下さい。
いくら非常識なモンスターペアレントでも、自分自身が理不尽な要求をしているのは自覚しているはずです。そして、それを最悪裁判で争われたりしたら、不利な目に合うのは自分であるということも理解しています。
だからこそ、会話の内容を記録されるとなれば、傲慢な要求も抑えるようになります。もしも、それでも理不尽な要求をしてくるのであれば、その証拠をもとに警察なり裁判所なり、公権力を頼るようにしましょう。