努力しても報われない!真面目な性格の人ほど損をしてしまう理由5選
真面目か不真面目のどちらが良いかと問われれば、ほとんどの人が「真面目」が良いと答えるでしょう。人間の理想像は真面目で何でもきちんとこなせる人であり、それに近いほど「真面目でえらい!」と評価されます。
逆に、不真面目であれば、「だらしがない。もっと真面目にやれ。あの真面目な人を見習え。」と批判されて、真面目になるように諭されます。
ですが、それは人間の考え方や観念の話だけです。実際の現実においては、理想像とされる真面目な人ほど損をしてしまう世の中となっています。そして、だらけて楽をしようとする人ほど得をすることが多いです。
真面目な性格が理想とされているのに、その真面目さが報われないとなれば、かなり理不尽な世の中です。真面目に頑張っているのに報われなくて、うつ病にかかる人もいるものです。では、なぜ真面目な人が損をしてしまうのでしょうか。今回はその理由について紹介します。
真面目な性格の人ほど損をしてしまう理由5選
1.色んな人の言いなりになってしまうから
真面目な人というのは、何もかもきっちり行おうとします。そのため、人から何かを頼まれたり指示されたりすれば、その言いなりのままになってしまいます。
「断ったら相手に迷惑」「自分が頼まれたんだから自分がやるしかない」「相手が困っているから手伝わなければ」などと考えてしまうので、頼み事や指示を断ることができないのです。
そのため、どんな理不尽な頼み事も聞いてしまいます。結果的に利用されてしまうのです。不真面目な人が自分が楽をしようと真面目な人に面倒なことを任せることで、真面目な人が損をするという構図ができあがってしまいます。
宿題の答えを見せてあげる、相手の分もやってあげるというなどがこれに当てはまり、真面目な方が損をして、自分を利用するずる賢い人が得をするのです。
2.他の人よりも期待されやすいから
また、真面目な人は何事もきっちり行うため、その真面目な姿勢が評価されるし、それだけ他の人よりも優秀である可能性も高くなります。
そのため、他の周囲の人よりも期待されてしまうのです。結果的に、他の人よりも多くの仕事を任されるなんて羽目になってしまいます。
真面目な人に仕事をやってもらいたいのは当然ですが、給料も変わらずに他の人よりも多くの仕事を任されるなんてこともあり、それでは完全に真面目な人が損をすることになります。昇給があったとしても、増えた仕事量には比例しないことが多いです。
もちろん仕事だけではありません。学校で真面目だから学級委員長をやる羽目になるなど、どんな状況でも真面目な人は他の人よりも大きな負担を背負うことが多く、それで損をするということになります。
3.運によって左右される世の中だから
また、世の中を生き延びるためには運も必要となります。一生懸命頑張れば、努力をすれば報われるとよく言われますが、それが当てはまらないことも多いものです。
自分が真面目にやってできないことでも、他の不真面目な人が適当にやったら、たまたまできたなんて感じです。また、仕事で自分が一番頑張っているのに、まったく評価されないということもあります。
真面目に頑張ったから全てがうまくいくというわけではなく、生まれながらに持っている運や、その時々の状況で左右されることもあります。真面目に頑張っても報われないとなれば、確実に損になります。