何が違うの?トーストのお供、バターとマーガリンの違い5つ(2/2ページ)
4.価格の違い
- バター:マーガリンに比べて高い
- マーガリン:バターに比べて安い
価格にも大きな違いがあります。
バターは、相対的にマーガリンより高い傾向にあります。牛乳を使うので生産数が限定されるからです。高級な牛乳を使ったバターはより高くなる傾向にあります。
マーガリンは色んな種類の油脂から作ることができるため、バターよりも大量かつ安価に生産できるため、販売価格が安い傾向にあります。節約家にとってはマーガリンの方がぴったりです。
5.健康への影響の違い
- バター:コレステロールが多い
- マーガリン:トランス脂肪酸
健康へ悪影響をもたらす成分もそれぞれ違います。
バターは牛乳から作られているのでコレステロールが多い傾向にあります。天然のものなので食品添加物等の心配はありませんが、このコレステロールがマーガリンの数十倍も多いことに注意が必要です。
マーガリンはコレステロールは少ないですが、加工の段階で生じるトランス脂肪酸という成分が含まれています。このトランス脂肪酸は取りすぎると心疾患のリスクを高めるとも言われています。
バターは安全でマーガリンは危険などとよく言われますが、どちらも健康へ悪影響をもたらす成分は含まれています。どんな食品もそうですが、食べ過ぎれば体に悪影響を及ぼします。そのため、適量を使うようにしましょう。
どちらも適量であれば体に害はないので、コレステロールが気になるならマーガリンを、天然にこだわるならバターを使うなど、このようにして決めるのがいいでしょう。
まとめ
以上、バターとマーガリンの違いになります。原料や含まれる成分、風味、価格など、色んな違いがあります。
どちらも同じように思われている方も多いと思いますが、比べてみれば結構違う食品に見えてくることでしょう。
それぞれ一長一短あるので、こだわりのある方は違いをじっくりと吟味した上で、どちらを使うか決めるといいですよ。