足首をひねった!捻挫をした時に早く回復するための対処法と治し方6選(2/3ページ)
3.包帯などで患部を圧迫する
冷やした後は、RICEの「C(Compression)」である圧迫を行います。患部に包帯などを少しきつく巻いて、圧迫するようにしましょう。
刺激するのは一見良くないように思えますが、圧迫することで血流の流れを抑えることができ、腫れがひどくなるのを防止できるようになります。
まだ熱を持っていたりするようであれば、患部を圧迫しつつアイシングするということが効果的です。
4.患部を高く持ち上げる
RICEの最後は、「E(Elevation)」で、患部を高く持ち上げるようにする対処をします。なるべく、心臓より高く持ち上げることがベストです。
そうすれば、患部に血流が行くのを防ぎ、腫れやうっ血などの症状を抑えることができます。アイシングをして、患部を圧迫するとともに、患部を高く持ち上げるようにしましょう。
足首の捻挫であれば、クッションなどを積み重ねてその上に足を乗せたり、骨折したときのように上から何かで足を吊るすようにするといいでしょう。
5.運動をするときは必ずテーピングやサポーターを使用
しかし、捻挫をしたからといってすぐに運動をやめるわけにはいかないという場合もあるでしょう。特に軽度の場合には運動を続行する場合が多いです。
そのような時は、何も処置をしないまま運動を続ければさらに大きな捻挫を招きかねないので、しっかりとテーピングやサポーターなどで固定して行うようにしましょう。
そして、注意が必要なのは、軽度の捻挫でどうしても運動を続けなければならない時です。重症の場合や、運動をすぐにやめることができる状態であれば、すぐに運動をやめて安静にするようにしましょう。