プライドが高い人の心理8選。その裏には強さと同時に弱さも隠し持つ(3/3ページ)

7.自分に自信がなく、劣等感を紛らわしたい

プライドが高い人のネガティブ心理としては、自信がないという気持ちもあります。

プライドは誇りというプラスな感情のため、自分自身に対する自己評価はとても高く、何事にも大きな自信を抱えていると思われがちです。

しかし、実は自分に自信がなく、劣等感をたくさん抱えているという本音も、プライドが高い人にはありがちです。

誰しもそんな劣等感は認めたくないものです。だからこそ、別のことにプライドを高く持ち、それで劣等感を相殺させようとしています。一種の自己防衛のようなものですね。

8.本当は弱い自分を他人に見られたくない

劣等感を紛らわしたいという心理は、自分自身に対するものです。しかし、そのネガティブ払拭の心理は。当然外にも働くことになります。

つまり、ネガティブな要因からプライドが高くなっている人は、他人に弱い自分を見せたくないという心理も抱えています。

自分自身のマイナス面を他人に知られたくないがため、人より優れている部分に関しては、とてつもなく大きなプライドを抱くようになります。

しかし、プライドという大きな鎧を身にまとい、虚勢を張っているだけにしかすぎません。誇りではなく誇張で、ただの見栄っ張りです。鎧という名の張りぼてに近く、ナイーブで傷つきやすい性格の方が多い傾向にあります。

まとめ

以上、プライドが高い人の心理でした。

誇り高き性格ということで、自分を本当に優秀だと思い込んでいる方や、ポジティブな意味で確固たる信念・決意・正義感を持っている方もいるものです。

しかし逆に、自分の自信のなさや、弱い自分を見せたくないなど、弱さが垣間見える心理を抱えている方もいます。だからこそ、その反動でプライドをより強く誇示するようになると言えます。

プライドが高いというと自信過剰なように思えますが、それだけは表しきれない多様な心理を裏に抱え持っています。

実際にプライドが高い人と関わる際には、一緒くたに厄介者と判断せず、その心理をくみ取りながら関わることがおすすめです。そうすれば、良い付き合いができるようになるはずですよ。