SEOで検索順位の上位を獲得するための内部リンクの重要性と対策法(2/3ページ)

内部リンク対策はクローラーのため

以上のように、内部リンクが重要であるのは検索エンジンのクローラーのページをうまく巡回させるために重要となっています。

外部からのリンクは自分で調整することができませんが、内部リンクは自分で調整することができ、うまくリンクさせることで、クローラーを効率よく巡回させ、コンテンツの質の高さを、きちんと検索順位に反映させやすくなります。

内部リンク対策の方法

それでは、内部リンク対策の主な方法を紹介します。

カテゴリ構造を最適化する

内部リンク対策で重要となってくるのが、わかりやすいカテゴリ構造を作ることです。

カテゴリ構造とは、ページやフォルダの構成のことで、以下のようなイメージです。

このようにトップのフォルダから、それぞれのカテゴリフォルダを作り、そのカテゴリフォルダの中に、そのカテゴリに属する記事やコンテンツのファイルを作ることが重要です。

できれば、上のイメージのように、それぞれのページへは3階層以内で収まるようにしましょう。

こうすることで、トップにはその下の階層のリンクがあり、そのリンクからさらにその下のページや同じ階層のページへとリンクをうまく張り巡らせることができ、クローラーは効率的に巡回しやすくなります。

すべてのページを同じフォルダ上に作ることはやめ、きちんとカテゴリごとにフォルダに分けて作るようにしましょう。

同階層・下層・上層のページへリンクを貼る

もちろんカテゴリの構造を作っただけでは意味がありません。カテゴリ構造を最適化する目的は、リンクをうまく張り巡らせ、クローラーにサイトの構造を把握させやすくするためです。

そのためには、上記でも述べたのように、同じ階層のページや、その上下の階層のページへリンクを貼り、それらのリンクをたどることで、結果的にすべてのページをリンクで行き来できるようにすることが必要です。

重要なリンクは以下のようになります。必ず作るようにしましょう。

ナビゲーションメニュー
一番重要なメニューで、サイトトップから下の階層のフォルダのトップページへリンクを貼ります。どのページにも表示させるようにしましょう。
サイドバーメニュー
これはそのページの下の階層のフォルダへのリンクなどを貼るとベストです。このブログのサイドバーはそれぞれのカテゴリへのリンクが貼られています。
パンくずリスト

パンくずリストは現在どのページにいるかを表すために、「ホーム>カテゴリ1>カテゴリ2>現在のページ」というようにページの上部や下部に設置するリンクです。

これを設置することで、その上部へのリンクも張り巡らせることができ、クローラーを巡回させやすくなります。