強くひっかき過ぎた!耳掃除のときに出血してしまった時の対処法4選(2/2ページ)
3.見えるところで、ちょっと傷ついているだけならば、自分で対処する
傷ついたのがちょっとだけであり、それが自分で見える範囲であれば、自分で対処するのが良いでしょう。普通のひっかき傷のようなものです。
まずは、きれいな綿棒で血を拭き取りましょう。そして、細菌が入って感染症を引き起こさないために、綿棒の先に消毒液をつけて消毒しましょう。
あとは、自然にかさぶたになるのを待てばいいでしょう。耳掃除は控えるようにし、かさぶたになった後も無理にはがさないようにしましょう。自然と耳垢になって出てきます。
もしも、耳掃除をしたい場合には、浅いところだけを掃除するようにしましょう。奥の方の耳垢はあごの運動で自然と排出されますので、本来の耳掃除は浅いところを軽く拭き取るくらいで大丈夫なのです。
よく言われているのは耳の入り口から1cmくらい奥のところまでです。無理に奥の方を掃除する必要はありません。これは普段の耳掃除においても意識しておくといいでしょう。耳の奥を傷つける心配もなくなります。
4.ひどい場合には耳鼻科に行く
もしも、出血が止まらずに耳から血が流れてくるという場合であれば、すぐに耳鼻科へ行きましょう。時間が経てばかさぶたになると思っていても、思わぬ感染症を引き起こすこともあります。
また、出血した後からなんか耳の聞こえ具合がおかしいという場合には、鼓膜が傷ついている可能性もあるので、その場合も診療に行くことをおすすめします。
傷が奥の方にあって見えなくて心配という場合や、朝起きたら耳の付近に固まった血がこびりついていたなんて言う場合も、医者に診てもらうといいでしょう。
出血した場合は、耳掃除をやめて、出血箇所や度合いを確認し、それがひどい場合やわからない場合には、医者に行くようにするべきです。
まとめ
耳の中は見えにくく、普段は傷つかない場所なので、耳掃除などで傷つけてしまうと、どんなことになるか見当が付きません。
聴覚に影響を及ぼしてしまうし、鼻やのどにもつながっているので、思わぬ病気や感染症を引き起こしてしまうこともあるでしょう。そのため、自分で対処できない場合は、耳鼻科に行くことをおすすめします。
耳の奥を無理やり自分でやろうとすれば、さらに傷つけて悪化させてしまうので、なるべく傷をひどくしないために、安全に治すようにすることを意識してください。