暖房での火事や火傷に用心!ヒーターやストーブを使う時に注意するべきこと4選(2/2ページ)

3.換気はしっかりと行う

火をつけるタイプの暖房では、部屋の酸素濃度が低下し、一酸化炭素中毒になりやすくなります。そのため、必ず適度な換気を行うようにしましょう。

ファンヒーターであれば一酸化炭素中毒にならないように自動的に消えるように設定されていますが、それでも換気は重要となります。

一酸化炭素が発生しなくても、酸素濃度はどんどん低くなるので、それによって頭痛や息苦しさを感じるようになります。1時間おきくらいに換気しましょう。

なお、このことからもストーブをつけたまま寝ることはNGとなります。寝ている間に一酸化炭素中毒や酸素濃度の低下による危険があるので注意してください。

4.外出時や睡眠時は必ず電源を切り忘れないように

また、外出時や睡眠時には電源を切り忘れないようにしてください。外出時に切り忘れると、そのまま火事になるなんてことになります。

睡眠時のつけっぱなしでは、上述した火傷や一酸化炭素中毒の危険があります。最近のヒーターはある程度時間が経てば火事防止のために自動的に消えるものが多いですが、それでも電源の切り忘れには注意するようにしましょう。

まとめ

以上がヒーターやストーブを使う際に注意するべきことです。火傷や火事、一酸化炭素中毒や酸素濃度の低下など多くの危険があるので、十分に注意してください。

しっかりと自分が見ているときだけつけるようにし、近くに燃えやすいものは置かず、そのまま寝てしまったり、外出時に切り忘れるなんてことはないようにしましょう。

そして、定期的に換気をすることで空気の入れ替えをきちんと行うようにしてください。取扱いにはぜひ注意し、正しい方法で安全に使用しましょう。

なお、他の暖房器具に関しても低温やけど招く危険性があります。以下の記事では低温やけどの原因となる暖房器具について紹介しているので、合わせて読んでみてください。