徹底解説!Googleの検索エンジンの仕組みと検索順位のアルゴリズム(3/3ページ)
検索結果に表示するコンテンツや順位決めのアルゴリズム
上記のように、サイトはインデックスに登録され、膨大な数のページ情報がGoogleのインデックスに登録されています。
そして、実際にユーザーが検索をしたときには、検索キーワードと関連性のあるコンテンツを表示しなければならず、さらにその表示順位も決めなければなりません。
つまり、検索結果の表示は「検索開始→コンテンツの抽出と順位決め→検索結果の表示」のように処理されて表示されています。
Googleはその表示コンテンツと順位決めを、インデックスに登録された様々な情報を検索キーワードと照らし合わせることで、どのコンテンツを表示し、順位はどのようにするかなどの複雑なアルゴリズムで決めているのです。
アルゴリズムとはプログラムの処理手順のことで、この場合にはコンテンツの抽出と順位決めの処理過程ということになります。
Googleの検索エンジンのアルゴリズムでは200以上の様々な要素を考慮して、検索結果に表示するコンテンツを短時間でインデックスから抽出し、ランキングをすることで検索結果に表示しているのです。
その200以上の要素の例としては以下のものがあります。このリストは、検索の仕組みと、How Search Worksで述べられているものをまとめたものです。
- ウェブサイトのコンテンツのデータ鮮度
- 特定のサイトにリンクしている他のウェブサイトの数とそのリンクの権限
- ウェブページ上の語句
- キーワードの含まれている数
- キーワードの隣接
- 検索キーワードの同義語
- スペルチェック
- サイト上のコンテンツの質
- ウェブページの URL とタイトル
- 最適な結果の種類は何か( ウェブページ、画像、動画、ニュース記事、パーソナル検索結果など)
- カスタマイズ
- そのユーザーとつながっている人がすすめている結果
- スパムであるか
- PageRank
以上のようなインデックスに登録されているページ情報と、検索キーワードを照らし合わせることで、最も有益で関連性の高いコンテンツほど上位になって検索結果に表示されます。
そして、 Googleはユーザーの求める情報を正確に提供することを実現するために、検索エンジンのアルゴリズムの改善を頻繁に行っています。
アップデートの度に、よりユーザーに有益なコンテンツが検索結果に表示されるようになり、SEOにおいても質の高いコンテンツを作ることが最も重要な対策となっています。
まとめ
以上が、Googleの検索エンジンにサイトが登録される仕組みと、検索結果を表示する際のアルゴリズムです。
このことをしっかり理解した上で、SEO対策にあたるといいでしょう。
そして、最も重要なことはGoogle好まれるコンテンツを作ることが上位表示への最大の近道です。
それは、「ユーザーに有益な質の高いコンテンツ」の提供です。検索エンジンではなくユーザーのことを考え、質の高いコンテンツを作り続ければ、それだけ検索結果にも反映されやすくなるので、ユーザーの役に立つコンテンツを作るように心がけましょう。
最後に、Googleが検索エンジンの仕組みをわかりやすく解説した動画が以下のページに日本語訳付でありますので、リンクを貼っておきます。