意外と知らない!?JPEGminiで画像をさらに圧縮して軽量化させる裏ワザ

意外と知らない!?JPEGminiで画像をさらに圧縮して軽量化させる裏ワザ

JPEGminiと言えばjpg画像を画質を保ったまま、容量を大幅削減してくれるツールです。画像の容量を減らすことでサイトの表示速度の高速化に役立ち、ブロガーやサイト運営者にとってはとても便利です。

しかし、このJEPGminiを普段はどのように利用しているでしょうか。1つの画像を1回だけ圧縮させることで終わりにしている人がほとんどでしょう。

ですが、実は何回も処理を重ねることで、さらに画像を圧縮できて容量を軽くすることができます。もちろん画質は損ないません。これは意外と知らない人が多いのではないでしょうか。

そこで、今回はその裏ワザについて紹介します。高速化のためにも画像は最大限軽くしたいので、サイト運営者は必見です。

JPEGminiで画像をさらに圧縮して軽量化させる裏ワザ

複数回圧縮できる

JPEGminiでは1つの画像につき1回の処理をするということが基本ですが、一度圧縮した画像でも、さらに圧縮をかけることができるのです。

これを何回も活用することで、画像のさらなる大幅な容量削減が期待できます。連続で圧縮する作業はそんなに面倒ではなく、画像をドラッグして画面上で動かしていれば「DROP PHOTO HERE」に切り替わるので、ページを更新せずに連続で圧縮することが可能です。ざっと手順は以下のようになります。

1.まずは普通にJPEGminiで圧縮し、ダウンロードします。Chromeならばダウンロードしたものが画面の一番下に表示されるので、それをドラッグしてJPEGminiの画面上で動かします。下の画像だと、赤枠がダウンロードしたものなので、それをドラッグして緑の枠の部分あたりに持っていくと、「DROP PHOTO HERE」に戻り、再度圧縮できる状態になります。Chrome以外は使用のブラウザによって合わせてください。

JPEGminiでダウンロードしたものをドラッグ

2.「DROP PHOTO HERE」に戻ったならば、ドラッグしてある画像をその位置にドロップすることで、再度圧縮をかけることができます。そうして、またダウンロードしたものを圧縮するという感じで、何回も圧縮をすることが可能です。

JPEGminiで再度圧縮

3.そして、何回か行っているうちに、これ以上圧縮できませんというエラーメッセージが表示されるので、それで最大限の圧縮が可能となった状態になっています。

JPEGminiでこれ以上圧縮できないときのメッセージ

大体3回くらい圧縮すると、このメッセージが表示されることが多いです。画像によって違いがあり、今回試した画像は4回圧縮できました。容量の削減は以下の通りになっています。

  • オリジナル:446KB
  • 1回目:313KB
  • 2回目:220KB
  • 3回目:161KB
  • 4回目:121KB

このようにJPEGminiは1回の圧縮だけではなく、何回も圧縮処理を重ねることで、さらに大幅な容量削減が可能になっています。1回で済ませてしまうのはかなりもったいないので、ぜひ限界まで圧縮することをおすすめします。

最初の圧縮はFree Trial版のソフトでやるのがおすすめ

しかし、ブラウザ版のJPEGminiを使用し続けると、キャプチャの入力が求められるようになり、ある程度時間が経つまで圧縮するたびに入力しなければならないので、とても面倒です。

何回も画像を圧縮する場合は手間がかかりますので、最初の圧縮はFree Trial版のソフトでやることをおすすめします。

Free Trial版は1日に20枚しか圧縮できませんが、普通に使う分には十分です。最初にFree Trial版のソフトで圧縮し、それ以降の圧縮をブラウザ版でやると、短時間で行うことができます。

注意が必要なのはソフト版だと何回も圧縮できないことです。同じ画像に対する2回目以降の圧縮はブラウザ版で行うようにしましょう。

JPEGmini – Reduce file size, not quality

まとめ

以上のようにJPEGminiでは複数回圧縮を重ねることで、大幅な容量削減が可能です。おそらく1枚の画像につき1回しか圧縮してない人が多いのではないでしょうか。(複数回圧縮が常識であったらすいませんw)

なので、複数回圧縮を知らなかった人は、サイト高速化のためにも、少しの手間を惜しんでさらなる容量削減をすることをおすすめします。ここまで削減できるのか!と衝撃を受けるでしょう。