徹底解説!Googleの検索エンジンの仕組みと検索順位のアルゴリズム(2/3ページ)

1.クローラーがサイトを巡回

Googleの検索エンジンに登録されるためには、クローラーと呼ばれるロボットがサイトのページを巡回することが必要です。

クローラーは、インターネットを利用するユーザーと同じように、サイトにあるリンクをたどることで膨大な数のページを訪問します。

そして、このクローラーが巡回することでページの存在が認識され、検索結果に表示される候補として、その情報がGoogleのデータベースに登録されます。

ちなみに、クローラーがページを巡回することをクロールと呼びます。

2.インデックスに登録

クローラーが巡回することで、そのページは検索結果の表示候補としてGoogleのデータベースに登録されます。

ページ情報が登録される場所はインデックスと呼ばれ、そのインデックスに登録されることで検索結果に表示されるようになるのです。

現在、インデックスに登録されているページは何兆にもおよぶ膨大なページ数が登録されています。

このインデックスへの登録は、ただ単にページのタイトルとURLだけが登録されるのではなく、そのページに使われているキーワードなどの様々な情報と一緒に登録されます。

3.クロールとインデックス登録の繰り返し

以上のようにクローラーが巡回して、インデックス登録をされることでそのページは検索結果に表示されるようになりますが、インデックスに登録する情報は様々なものです。

キーワードなどの情報をインデックスに登録するとしても、そのページが長文であったらすべてのキーワードを1回のクロールで取得することは難しいです。

そのため、クローラーは何度も同じページを訪れることにより、そのページにある情報をより正確に取得しようとします。

クロールとインデックス登録を1回だけで終わらせるのではなく、その後も、巡回したページの様々な情報を正確にすべて把握するために、何回もクロールして情報を蓄積していくのです。