株の注文方法は2種類!成行注文と指値注文の違いやメリット・デメリット(3/3ページ)

メリット

この指値注文のメリットは、自分の購入したい値段で株を買えるということです。成行注文では売り手の指定した値段で買わなければいけませんが、この指値注文であれば自分の希望通りの値段で購入できます。

そのため、うまく予算を調整しやすかったり、株価の動向などを考慮して値段を決めるなんていうこともできます。売却の際にも、購入との価格差により利益をきちんと生み出すことができるでしょう。

デメリット

デメリットとしては、希望価格での売り手が現れないと株を買うことができないので、実際の購入までに時間がかかることがあります。

いつまで経っても現れないなんてこともあるでしょう。購入までの期間が長引くことによって、自分の計画にも 色々と影響が及ぶ可能性もあります。

また、株を売る場合には、どんどん株価が下がっていく一方で、待っていることによって買い手が現れず、利益が取れなくなるなんてこともあるでしょう。

まとめ

以上が成行注文と指値注文のそれぞれの特徴や、メリット・デメリットなります。基本的には成行注文と指値注文は対極的な形になっています。

成行注文は希望価格では取引できませんが、すぐに注文できるスピード重視型であり、指値注文は希望価格で取引できますが、マッチする相手が現れるまでの予約型となります。

自分がどのように取引したいか、利益を得たいか考えて注文方法を選ぶといいでしょう。初心者の方はまずは手始めに成行注文で売買取引に慣れておくようにするといいと思います。

なお、以下の動画では、この2つの注文方法について詳しく解説していますので、ぜひご覧になってください。

また、以下の記事では株式投資に関する入門的な知識などを色々と紹介していますので、合わせて読んでみるといいでしょう。