洗剤や漂白剤を誤って飲み込んでしまった時の対処法・応急処置5選(2/2ページ)

4.嘔吐する場合には、飲み込まないようにする

そして、洗剤や漂白剤を飲み込んだ場合には、自然と吐き気が催して嘔吐してしまう場合もあるでしょう。その場合には、吐いたものを飲み込まないようにしてください。

吐いているときに下手に飲み込んでしまうと、それが気管の中に入り込んで、肺に悪影響をもたらす可能性があります。

嘔吐してしまう場合には、無理に止めようとするなどはNGです。下手に飲み込んでしまうので、自然に出るものは吐くようにしてください。

5.体調に異変がある場合にはすぐに病院へ

洗剤や漂白剤を飲み込んだ場合には、基本的に少量であればほとんど問題はありません。しかも、台所用洗剤は中性が多いので、悪影響が出ることは少ないです。大量に飲み込まない限り、深刻な悪影響は出ないでしょう。

しかし、飲み込んだ後に明らかに体調に異変が出た場合には、すぐに病院へ行くようにしてください。上述した嘔吐の症状が出た場合にも、病院へ行くべきです。

後は、ずっと気持ち悪い感じが止まらないとか、胃や腸がかなり痛むなんて場合には、何らかの影響が出ている可能性があるので、病院で診てもらうようにしましょう。

また、影響がなくても、大量に飲んでしまったなんて場合には病院へ行くようにしましょう。

まとめ

以上が洗剤や漂白剤を飲み込んでしまった場合の対処法や応急処置となります。まずは水で口をゆすぎ、そして水や牛乳を飲みましょう。

そして、明らかに体調がおかしい場合には病院へ行くようにしてください。影響がなくても心配な場合には病院へ行きましょう。

なお、種類によっては対処法が異なる場合もあるので、洗剤のボトル裏に書かれている注意書きなどをしっかりと読むようにしてください。

また、以下のリンク先では洗剤・漂白剤の種類別に対処法が掲載されていますので、ぜひ参考にしてください。

JSDA 誤飲誤用の応急処置 目次