洗剤や漂白剤を誤って飲み込んでしまった時の対処法・応急処置5選

洗剤や漂白剤を誤って飲み込んでしまった時の対処法・応急処置5選

食器洗いの際に洗剤や漂白剤を使うと思いますが、それらを誤って飲み込んでしまうなんて場合もあることでしょう。

食器に付着しているのに気づかないまま使ってしまうなんてケースに誤飲が考えられます。おそらく、食べ物を食べた際に味で気づくことでしょう。

そして、洗剤や漂白剤はもちろん体内に入ると害があるもので、それを飲み込んだ場合には迅速で適切な応急処置が不可欠となります。

そこで、今回は洗剤や漂白剤を誤って飲んでしまった場合の対処法や応急処置を紹介します。それではどうぞ。

※以下の方法は一般的な対処法となります。種類によっては違う対処の場合もあるので、可能な場合には容器の注意書きやメーカーのホームページに掲載されている対処法も必ず確認してください。

洗剤や漂白剤を誤って飲み込んでしまった時の対処法・応急処置5選

1.すぐに水で口をゆすいでうがいをする

洗剤や漂白剤を飲み込んでしまった場合には、まずは水で口をゆすぐようにしてください。口の中に残っている物を外に出すために、うがいをしましょう。

味がおかしいということで飲み込むのをやめた場合には、まだほとんどが口の中に残っていることが多いです。

飲み込んでしまったものは仕方がないですが、まだ口の中に残っているものは取り除くべきなので、まずは水で口の中をゆすぐようにしましょう。

2.コップ1杯の水または牛乳を飲む

そして、洗剤や漂白剤を飲み込んだ場合には、水や牛乳を飲む対処が一般的です。胎内に入った洗剤・漂白剤を薄めるために飲みます。

薄めることで成分の濃度が薄くなるので、体への悪影響を最小限に抑えることが必要です。特に、牛乳に関しては胃や食道の内側に膜を貼って保護してくれるので効果的となります。

水・牛乳以外の飲料は飲まないようにしましょう。成分と反応を起こして、症状をさらに悪化させてしまう恐れがあります。

3.無理に吐こうとはしない

洗剤や漂白剤を飲み込んでしまった場合には、体外に出そうとして吐こうとすることは絶対にやらないでください。

吐くときに食道や喉を洗剤・漂白剤が通過するので、その成分によって炎症を起こしてしまったりただれたりすることがあります。

また、肺に入り込んでさらなる悪影響を引き起こすなんてこともあるので、無理に吐かないようにしましょう。