全部勘違い!学生にあるあるな大人や社会人へのあこがれや幻想5選

全部勘違い!学生にあるあるな大人や社会人へのあこがれや幻想5選

学生などの若者は、「早く大人になりたいなあ」「早く社会人になりたいなあ」など、大人や社会人へのあこがれを持つ人が多いです。

それは、勉強ばかりの日々、そして親や家庭の制限から解放されたいがための憧れになりますが、実はそんなのは幻想であり勘違いにしかすぎません。

大人や社会人は学生があこがれるほどいいものではないのです。そこで、この記事では学生が抱きがちな大人への勘違いなあこがれを紹介します。以下のような幻想を抱いている若者諸君は要注意です。それではどうぞ!

学生にあるあるな大人や社会人へのあこがれや幻想5選

1.勉強の日々から解放される

学生が大人に抱く幻想としてよくありがちなものが、勉強の日々からの解放でしょう。学生は受験に向けて勉強の日々となります。誰もが苦痛のはずです。

社会人になれば決まった仕事をこなすだけでよく、しかも給料がもらえるなんて、すごい最高じゃないか!と思うことでしょう。

しかし、現実は違います。実は社会人になってからのほうが常に勉強の日々になるのです。学生の頃のような学問的な勉強ではありませんが、常に新しい情報や技術を習得し、時代の変化についていかなければいけないのです。

勉強とは生涯続くもので、学生の頃だけのものではありません。だからこそ若いうちから勤勉に励む必要があるともいえるでしょう。

2.給料たっぷりで遊び放題

学生と大人の違いといえば、やはり給料です。バイトで収入を得る学生もいますが、1か月あたり数十万の給料が入る社会人と比べれば少ないものです。それゆえ、給料を得られることにあこがれる学生はとても多いでしょう。

給料が数十万も入れば、休みの日には遊び放題で、好きなものも買い放題なんて生活が送れると考えがちです。しかし、それは幻想です。

大人になれば一人暮らしをし、いずれは家庭を持つようになるでしょう。その家計を維持するための費用はいろいろとかかるもので、1か月の給料などすぐに消え去ってしまいます。

学生で生活費を親に養ってもらっている金銭感覚では、確かに数十万はかなりの金額です。しかし、大人になれば、自分を自分で養わなければならず、給料に対する金銭感覚も変わるようになるでしょう。

3.大人だから自由で気楽

学生のつらさは親の制限にもあるものです。まだ子どもだからと門限を決められていたり、家に帰ればガミガミ言われるということに嫌気がさしている方も多いでしょう。

それゆえ、「なんでも自由に気楽にできる大人はいいなあ」とあこがれを抱くようになります。しかし、そのあこがれは大人になってからは幻想であると思い知るでしょう。

大人は確かに学生に比べて自由度が増しますが、学生にはない仕事や家庭の責任を背負うことにもなります。それに、自分の一つ一つの行動にも自己責任が必要となります。それゆえ、大人になってからの責任に比べれば、親の制限などちっぽけなものだったとわかるようになるはずです。

自由で自分の意思で行動するからこそ、すべての責任を抱えなければいけない重圧があるのです。子どもでは許されることも、大人がやれば罰を食らいます。親や家族という檻の中のほうが、自分が守られていて自由だったということが理解できるようになるはずです。