未経験の異業種への転職のコツ!志望動機や働く意欲などの自己PRが大切(2/2ページ)

3.志望動機や働く意欲、熱意など、その業種への思いを全力で自己PRする

もちろん、ITのエンジニアから小売業の企画へと転職するような、異業種・異職種での完全な未経験でも、採用される可能性はあります。そのために不可欠なのは自己PRです。

なぜ異業種を選びその会社にするのか、その志望動機・熱意・意欲を全力でアピールするということが重要になります。未経験である以上、重視されるのはその人柄や第一印象になります。

しかし、これを聞くと、「熱意を込めたアピールだけで受かったら苦労しねえよ…」と考える方も多いでしょう。しかし、転職希望者が「どれだけ意欲か」などの第一印象は、重視している企業がかなり多いんですよね。

下のグラフは、中途採用において、職種別に採用担当者が重視するポイントです。

中途採用において、職種別に採用担当者が重視するポイント

これを見ると、ほとんどの職種が「第一印象」を一番重視していることが分かります。そして2位以降でもほとんどの職種が、「受け答えの仕方」「熱意・積極性」「誠実さ・素直さ」などの人柄に関する部分がとても重視されているのです。

このことからもわかるように、中途採用の面接試験では、いかに自分の人柄の良さをアピールするかが重要になってきます。ましてや、完全なる未経験であれば、もう熱意しかアピールすることができないでしょう。

また、スキル・経験のある職種だとしても、やはり異業種なので未経験というポイントが低く評価されがちです。そのため、異業種の転職であれば、とにかく熱意を伝えることが重要になります。

「ずっとこの業種で働くのが夢でした!そして御社の環境であれば、やりがいを持って仕事ができる魅力があります!採用が決まりましたら、自身の成長のため、そして御社への貢献のため、全力で働きたいです!」というような、全身全霊の思いを込めたアピールをしましょう。

そうすれば、「これほどの熱意をもってわざわざ異業種への転職を決めたのだから、本物だろう!この人は未経験でも成長して戦力になってくれるはずだ!」と人事をうならせることができるはずです。

なぜ異業種を選んだの、なぜその会社を選んだのか、そして働くことへの積極的な意欲をアピールすれば、その人柄を評価してくれて採用してくれる企業はあるはずです。あなたが異業種への転職をしようと考えているのであれば、それなりの思いがあるはずです。それを全力でぶつけるようにしましょう。

4.受かるまであきらめない

さて、異業種である以上、やはり合格の難易度が上がることは避けることができません。そのため、複数社を受けても内定をもらえないことが続くということも十分にあり得ます。

そうなると、「やっぱり無理なのかな…。もう今の職場のままでいいかな…。」などと、あきらめや妥協を考えてしまうことがあるでしょう。しかし、それは絶対にやってはいけないことです。

あなたが異業種への転職を決めたことには、やはり何かしらの思いがあるはずです。もしもそのまま妥協して夢をあきらめてしまえば、あなたはいずれ後悔することになるでしょう。「あのとき、あきらめないでチャレンジしていれば、今頃はもっと…」などと、年を取ってから嘆くようになってしまいます。それは絶対に嫌ですよね。

だからこそ、少し大げさな表現になりますが、どんなに難しくても、あこがれや夢などの強い思いがあるならば、それを実現するまであきらめないでください。上述したように、第一印象を重視する企業は多いです。あなたの強い思いを全力でアピールすれば、採用してくれる企業は必ずあります。会社は全国に何百万社とあるので、チャンスはいくらでもあるはずです。

実際に、異業種を未経験で募集している企業は数多くあります。下記のグラフを見てください。

業種/職種不問の求人割合

これは、業種・職種経験不問の求人割合の期間別グラフですが、業種の経験不問求人は50%ほどあり、かなり多いです。職種でも10%ほどありますね。

さらに、実際に異業種へ転職している方も、かなり多いです。下のグラフは、異業種・異職種への転職割合になります。

異業種/異職種への転職割合

このグラフからわかるように、異業種への転職は、転職経験者のうち50%以上となっており、非常に多いですね。異職種でも30%ほどですね。

このように、どの業種でも経験不問で採用する会社は多く、実際に異業種へ転職した人も数多くいるのです。これと同じように、あなたにも十分に異業種へ転職できる可能性があります。

失敗続きだとモチベーションも下がってしまいますが、そこは不屈の精神であるネバーギブアップを忘れないようにしましょう。どんなことでもあきらめなければ、いずれ結果にたどり着くはずです。あなたの転職の夢も、困難を極めようとも、あきらめなければ実現へたどり着けるはずですよ。

5.転職エージェントを活用する

さて、ここまでで異業種への転職のコツを紹介してきましたが、やはり難しいと感じてしまいますよね。ミスマッチを防ぐための職場探しやリサーチなんかは自力では困難なことも多いですし、自己PRの仕方だってうまく思いつかないという方も多いですよね。

そこで、異業種への転職を目指している方は、転職エージェントの活用がおすすめになります。転職エージェントとは、キャリアアドバイザーが無料で転職活動をサポートしてくれる転職支援サービスです。おすすめはdoda(デューダ)ですね。

転職エージェントでは、カウンセリングで、希望する業種やあなたの経歴、年収や残業などの希望条件を伝えることで、それにぴったりの転職先を紹介してくれます。また、キャリアアドバイザーは企業の社風や雰囲気などのリアルな情報にも詳しいので、それらの情報も参考にすることで、異業種の転職でありがちなミスマッチも防ぐことが可能です。

そして、書類・面接対策も行ってくれます。異業種の転職を成功するためには、どのように自己PRすればいいかなどを、丁寧にアドバイスしてくれますので、内定をもらえる確率をグッと上げることが可能です。どんな相談にも答えてくれますので、不安なことは何でも聞くといいですよ。

異業種の転職では、未経験ゆえのミスマッチや面接の通りにくさなど、いろいろと問題があります。しかし、転職エージェントではそこをしっかりとサポートしてくれて、最大限合格率を高めることができます。難しいと言われている異業種への転職のハードルを下げることができますので、ぜひ利用してみるといいですよ。

おすすめの転職エージェントはdoda

おすすめの転職エージェントはdoda(デューダ)です。「転職ならdoda」というフレーズのCMでもおなじみですね。

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