未経験の異業種への転職のコツ!志望動機や働く意欲などの自己PRが大切
転職では、まったく経験のない異業種へ転職する方も結構多いです。
- もっとやりがいの持てる仕事をしたい
- その業界に興味がわいてきた
- 実はその業界こそが以前からの夢だった
など、人によっていろんな理由があるはずです。
しかし、中途採用はスキルや経験、即戦力が問われるもので、未経験からの採用となると、なかなかハードルが高くなります。もちろん、「未経験可」の求人もたくさんあり、そこに応募することになるはずです。しかし、それでも同じく応募してきた人に経験者がいると、そちらが優先されてしまうということも多いです。
もし、あなたが未経験で異業種への転職を目指しているのであれば、「やっぱり難しいんだろうな…」と落胆してしまいますよね。でも、そんな心配は捨ててください。未経験でも応募できる企業はたくさんあり、その中で必ず採用してくれる企業へと巡り合えるはずです。そして、できるだけ自分の希望通りの職場で働くためにも、成功率をアップさせたいですよね。
そこで、この記事では未経験の異業種への転職のコツについて紹介します。「あこがれの業界へ転職したいけど、未経験だから不安…」と悩んでいる方は、ぜひ一読してみてください。異業種への転職成功のヒントを得ることができるはずです。それではどうぞ。
未経験の異業種への転職のコツ
1.ミスマッチを防ぐために、徹底したリサーチを欠かさない
異業種への転職でありがちな失敗は、ミスマッチです。あこがれを持って転職をしたのはいいものの、自分のやりたい仕事とその会社の業務内容や雰囲気にギャップがあったという状態ですね。
自分の希望と企業の実態に乖離が生じてしまうと、「思ったのと違った…」という失望感を味わうことになります。それにより、モチベーションが上がらず、うまく仕事ができないというバッドな結果へとつながってしまいます。
この自分の希望との不一致であるミスマッチは、新卒で多いと言われています。社会経験がないからこそ、実際に会社はどんなところでどのような仕事をするのかがわからず、自分の想像との違いを目の当たりにして失望感を抱きがちです。
そして、たとえ社会経験があったとしても、未経験の業界へ転職するとなれば、新卒と同じようにミスマッチを起こしやすくなります。未経験のまったくわからない業界なので、実際の職場の雰囲気や業務内容を具体的に想像することはできないでしょう。あこがれを抱くことによる過度な期待感も、ミスマッチを起こしてしまう原因になります。
ミスマッチを起こしてしまえば、せっかくあこがれの業界へ転職しても失敗に終わり、やりがいのない公開に苛まれる日を過ごすだけです。それは誰もが嫌なはずですので、未然に防ぐことが重要になります。
そのために、転職先候補に入れた企業のリサーチは欠かさないようにしましょう。どんな業務内容で、実際の職場はどんな感じなのか調べるようにしてください。ネットで企業のホームページや口コミサイトを見たり、実際にその企業へ見学をお願いするなんてのも有効です。
とにかく、実際にその会社での労働がどんなものか具体的にイメージできるまで、リサーチを欠かさないようにしてください。それができれば、ミスマッチを起こす可能性は低くなります。
2.少しでも役立つスキル・経験があれば、それをアピールする
さて、未経験の異業種であれば、まったく活かせるスキルや経験がなく、転職では不利だと一般的には言われます。確かに不利なことは不利なんですが、全く活かせるスキルや経験がないということはありえないでしょう。
たとえ、異業種だとしても、職種が同じ、もしくは似通っているものであれば、前職のスキルや経験が生きる場面は必ずあるはずです。例えば、営業職や事務職、エンジニアなどは、どの業種でも必要とされやすいです。ITの営業でも食品メーカーの営業でも、扱う商品が異なるだけで、根本的なコツややり方は同じなはずです。業種が異なるということだけにこだわりを持つのであれば、前職と同じような職種を選ぶとおすすめです。
もちろん、職種も異なるものであっても、パソコンや英語のスキルなど、いろんな職業で普遍的に求められるスキルは役に立つでしょう。また、前職で鍛えられた精神力などもアピールポイントになります。全般的なビジネススキルである、リーダーシップやコミュニケーション、マネジメントなどのスキルも、どの業種でも必要になるのでアピールすることがおすすめです。
このように、異業種の仕事でも活かせるようなスキル・経験は、惜しみなくアピールしましょう。ビジネスの根本は、サービス・商品を作って人に売るということです。そのため、業種が異なっていても、求められる職務経験やビジネススキルは共通していることがほとんどです。社会経験があれば必ず活かせるスキルや経験があるはずなので、深く考えて掘り起こしてみてください。