アルバイトからの転職は在職中に行うべき!無職になれば経済的に追い込まれるのは確実
「フリーターでアルバイトをしているけれども、正社員へ転職したい」と考えてはいませんか?その決断は非常に賢明であり、ぜひとも今すぐに転職活動に移るべきです。
アルバイトのままフリーターで一生食いつないでいくことは非常に危険です。不可能ではないでしょうが、生活面において多くの困難が立ちはだかるようになります。
収入も少なく、福利厚生もありません。将来は家庭を持つようにもなりますし、高齢になって病気になることもあります。アルバイトだけでも生きていけるなんて状態は若いうちだけです。
だからこそ、早くアルバイトだけのフリーター状態を脱するべきですが、「よし転職しよう!まずは店長にバイトを辞める連絡をしなきゃ!」なんて先走ってはいけません。それでは順番が逆です。
アルバイトから正社員へと転職を目指すべきであれば、バイトをしながら在職中に転職活動を進めるべきです。そして、実際に内定が決まってからバイトを辞めるようにしましょう。
そこで、この記事ではアルバイトから転職をする際には在職中がおすすめである理由と、転職に成功するコツについて紹介します。フリーターは将来的に本当に危ういですので、正社員への転職を真剣に考えている方はぜひ一読してください。それではどうぞ!
アルバイトが正社員に転職するなら、在職中に決めるべき
収入・貯金が少ないので、辞めてからだと経済的に困りやすい
アルバイトから正社員へ転職する際に在職中に転職活動を行うべきなのは、経済的な観点からの理由が第一にあります。
転職活動は、求人探し・書類作成・応募・日程調整・面接実施など、数多くの段階を踏みます。そのため、すぐに終わることはなく、少なくても数か月はかかるでしょう。ましてや、フリーターだと職歴の点で不利になりやすいのでさらに長期化する可能性は十分にあります。
転職が決まり初任給が出るまでの長い期間は、自分の貯金を工面するしかありません。しかも、転職活動の際には、書類などの購入費用や面接に赴く交通費も必要になり、さらに出費がかさむようになります。
今までフリーターとして食ってきたのであれば、それほど収入がなく、毎月の給料日まで持たせるのがやっとという方も多いはずです。それゆえ、貯金も十分には溜まっていないでしょう。
そんな状態で転職をするからとバイトを辞めてしまえば、あなたは自分で谷底に身を放り投げるようなものです。貯金がなく、無収入になれば、経済的に破たんしてしまうことになります。転職うんぬんの前にあなたの生活そのものが脅かされてしまいます。
アルバイトは職歴として不利で、そこに空白期間があればさらに不利になる
アルバイトのフリーターであれば、やはり不利な職歴としてマイナスに思われる傾向にあります。「仕事が嫌だから楽なバイトで生活をしているのでは?」なんて怠け者と思われてしまいます。
「今まで必死に就職活動してきたんですけど、どうしても就職できなくて…」なんて理由を説明しても、「でも、それだけやっても就職できないということは、やはりなんか問題があるんじゃ…」と思われるのがオチです。
このようにアルバイトという職歴だけで転職は不利になりますが、そのバイトを辞めてしまうことで、さらに不利になる危険もあります。上述したように、アルバイトからの正社員への転職は、長期化する傾向にあります。そうなれば、バイトを辞めている状態だと、職歴に空白期間が空き、無職状態が長引くようになります。
無職状態は職歴で一番最悪です。前職が正社員であればまだ平気ですが、バイトだけのフリーターであれば、ダブルで不利な状況が重なってしまいます。フリーターという職歴だけでも不利なのに、その後にブランクがあれば、本当に働く気がないと思われるだけです。
無職よりかはアルバイトの方が職歴に優位性があるのは明らかです。収入の担保にもなりますので、辞めないようにしてください。
アルバイトなら転職活動の両立は簡単なので、在職中でも転職可能
在職中の転職活動は仕事との両立が大変と言われますが、アルバイトであればそれほど苦労はしないはずです。
シフトは自分で自由に組むことができるところも多いですし、休みの調整なども店長などに相談すれば融通を利かせてくれるはずです。
掛け持ちで忙しいなんて場合でも、バイトの数を減らせば時間を作ることはできるし、収入はある程度減りますが、内定までの生活費は何とか確保できるようになるでしょう。
アルバイトは収入が少ない反面、このようにフットワークが軽いことが魅力的です。自由に時間を調整でき、面接の日程も調整しやすいでしょう。
在職中といえども、正社員とは比較できないほどに身軽な状況です。そのメリットを最大限転職活動に活かすことができますので、アルバイトを辞めずとも転職も両方こなして進めていくことができるはずです。