空白期間やブランク期間がある場合でも転職活動を成功するには?ブランクありでも転職は十分に可能です
「転職をしたいけれども、空白期間・ブランク期間があって成功できるかどうかわからない…」なんて悩んではいませんか?
職歴に空白期間があると、確かに転職は不利になってしまいます。それだけ仕事から遠ざかっていた証拠になり、「入社しても続かないんじゃ…」なんて思われてマイナスな印象を与えがちです。
しかし、ブランクありでも転職は可能になります。そこで、この記事では、空白期間やブランク期間がある場合の転職活動の成功ポイントについてこの記事では紹介していきたいと思います。職歴・経歴の穴に悩んでいる方はぜひ一読してみてください。それではどうぞ!
ブランクありは転職に不利だが、マイナスに評価しない企業もある
冒頭でも紹介したように、ブランク期間や空白期間がある場合には、確かに転職は不利になる傾向にあります。無職期間が続いていたということで、ビジネスパーソンとしてのスキル・実績は同年代よりも劣る気候にありますし、何よりも仕事やキャリアにまともに向き合っていないと思われがちです。
それゆえ、実際にブランクありというステータスをマイナス要素として見なす企業は多い傾向にあります。下記の図を見てください。
これは、複数の企業に「転職回数と在籍期間について、どのようなものを選考要素とするか?」ということを調査した結果になります。この結果からわかるように、ブランク期間は53%もの企業がマイナス要素として選考要素に取り入れる傾向にあります。
半数という数はかなり多いものです。それに、残りの半数がブランク期間をまったく気にしないかというとそういうわけでもないでしょう。いずれにせよ、多くの会社でマイナスな印象・評価の要因になってしまうものです。
しかし、中には「転職回数や在籍期間は選考要素としない」と回答している企業もあります。それについて、下記の図を見てください。
これは、「転職回数や在籍期間は選考要素としない」と回答した企業に、なぜ選考要素としないのか調査した結果です。「仕事は別だから」「仕事をやってくれれば問題ない」という意見も多いです。
つまり、ブランクや空白期間をマイナスとして評価する企業は多いものの、それを評価対象に入れない企業もあります。そこにブランクがある場合の転職の勝機があります。そのような企業をターゲットにすることで、ブランクありでも転職は成功させることができるようになります。
空白期間やブランク期間がある場合の転職活動なら、求人選びがポイント
では、ブランクや空白期間をマイナスとして見ない企業へ転職するにはどうすればいいか。それにはやはり求人選びがコツになります。
人材不足の業界や中小企業の求人が狙い目
どんな企業もできる限り優秀な人材を求めるものです。しかし、それは働き手に余裕がある場合で、人手不足に陥っているのであれば人材選びにこだわっている余裕などはないはずです。
猫の手も借りたいくらいに切羽詰まっており、「とにかく仕事さえしてくれればいい」なんて会社であれば、たとえブランクや空白期間がある人でも採用する可能性が高くなります。つまり、ブランクありの求職者はそのような人材不足の業界や企業をターゲットにするべきでです。
業界としてみれば、介護や飲食、IT、ビルメンあたりが慢性的な人手不足に陥っています。そして、会社の面で注目してみれば、替えが効くたくさんの従業員がいる会社よりも、社員の少ない中小企業や零細企業の方が人手不足になっている傾向が高いでしょう。
まずは、そのあたりに狙い目を定めてみてください。「職歴不問」「ブランクOK」などの求人があれば、それは絶好のターゲットになります。
前職のスキルや実績も活かせるところもおすすめ
中途採用はできるだけ即戦力を採用したいと企業は考えます。そのため、以前働いていた職場で活かせるスキル・実績を活用できる業種・職種を選ぶこともおすすめです。
その会社が人手不足に陥っていたとすれば、あなたはまさに救世主です。ブランクなんか評価としてはすっ飛ばされ、そのスキル保持のステータスが重宝されて採用されるはずです。
それに、必ずしも人材不足に陥っていないところだとしても、そのスキルを買って採用してくれるところもあります。
特定の仕事能力やビジネスステータスが身についている場合には、同業種や同職種をターゲットにすれば、求人の選択肢の幅はグッと広がります。