転職活動で複数社に一度に応募しまくるのはNG!応募する数は自分のペースに合わせて決める
転職をしようと思っているあなた。働きたい転職先がたくさんありすぎて迷うから、とりあえず全部応募しておこうなんて考えてはいませんか?
「こっちの企業の仕事も魅力的だ」「ああ、こっちの会社もかなり待遇が良いぞ」なんていろいろと目移りしてしまい、たくさんの会社を受けたくなる気持ちはよくわかります。
しかし、転職したい会社がたくさんある場合には、それらに一気に応募すると失敗につながりかねません。そこで、この記事では、その理由や、応募する数をどのように決めれば効率的に転職活動ができるのか、アドバイスを紹介します。それではどうぞ!
転職活動には時間に制限がある
「あの企業も!この企業も!」なんて迷ってしまう場合には、まさに転職先のバーゲンセールです。なかなか希望に合う転職先が見つからないという人からしてみれば、とてもうらやましい限りでしょう。
だからと言って、一気に応募することはNGになります。なぜならば、転職活動には時間に制限があるからです。新卒での就活だと、時間にかなり余裕があるので、多くの方が一度に何十社も応募するでしょう。しかし、転職するという状況では、就活と同じような時間の余裕はありません。
在職中は転職活動に充てられる時間が限られている
在職をしながらの転職活動であれば、その仕事と並行して行わなければいけません。必然的に時間には制約が出てきます。特に、仕事が忙しいほど転職活動に充てられる時間は少なくなります。
その少ない時間をフルに活用し、スケジュールを詰め詰めにすれば、一度に大量に応募しても、そのスケジュールを裁くことができるでしょう。しかし、それはとても非効率になってしまいます。
応募した企業の面接まで時間が少ないので、十分な対策を取ることができません。しかもそれが何十社もあり、さらに現職での仕事も忙しいとなれば、なおさらです。精神的にも肉体的にも厳しい状況になってしまい、そんな状態で受ける面接でベストパフォーマンスを出すことは不可能になります。
結果、どの企業も落ちやすく失敗してしまう可能性が高くなるでしょう。一社入魂で全力で受ければ合格できた第一志望も、十分な対策ができていないことで落ちてしまうなんて不本意な結果になりがちです。
退職後にはブランク期間のデメリットがある
また、退職後の転職であれば時間に余裕があると考えがちですが、それは間違った考え方です。なぜならば、離職期間が長くなるほど、ブランク期間が発生してしまうからです。確かに時間に余裕がありますが、大量に応募していると、すべての面接を受け終えるまでに時間がかかってしまいます。
それだけブランク期間が発生しやすくなり、後の方に受ける企業ほど不利になってしまうでしょう。「転職活動をずっと行っていました」と理由を説明しても、「これだけ長く活動していることは、落ちまくっているのか、それとも大量に応募しまくってるんだろうな」と思われてしまい、採用担当者には好印象を与えることが難しくなってしまいます。
退職後であれば、時間にも余裕があるため、スケジュールを詰め詰めにすれば、より多くの企業を受けることができます。しかし、それでも在職中と同じように、キツキツなスケジュールにするほど、それだけ十分な対策ができなくなってしまうので、失敗する可能性が高くなってしまいます。