新卒入社後に会社を辞めるなら25歳までに!第二新卒での転職のチャンスを逃すな
新卒で会社に入ったけど、もう辞めたい…。こんなふうに悩む方はとても多いです。そして、あなたもこのような悩みを抱えてはいないでしょうか?
理由は人によって様々あるはずです。
- 人間関係がうまくいかない…
- 残業がきつすぎて…
- 行きたくもない飲み会に行かなければいけない…
- 希望する部署とは違うところに配属された…
- 別の業種に興味がわいてきた…
こんな悩みを会社で抱えてしまうと、ひどく憂鬱になってしまいますよね。せっかく憧れの会社に入社できたとしても、モチベーションはガタ落ちです。毎朝ベッドから起き上がるたびに会社に行くのが億劫になり、毎晩ベッドに入るたびに明日の朝が来ることを嫌気に感じてしまうでしょう。
それならばもう我慢しつづけることはありません。さっさとその会社なんか辞めて、もっと自分の思い通りに働ける企業へ転職するべきです。そして、25歳までに転職を決めるべきとなります。
そこで、この記事では、なぜ25歳までに転職を決めるべきか、そして次の会社では失敗しないための転職成功のコツについてアドバイスを紹介します。新卒で会社を辞めたいと悩んでいる方は、ぜひ一読して転職の決心をつけてみてください。それではどうぞ!
新卒3年以内・25歳以下の人には、第二新卒というスペシャルチケットがある
それでは、まずはなぜ新卒は25歳までに転職をするべきなのかという理由ですが、それは第二新卒というスペシャルチケットがあるからです。
第二新卒は、特に明確な定義はありませんが、一般的には新卒3年以内・25歳以下の人たちのことを言います。
そして、この第二新卒、実はかなりのメリットが盛りだくさんの時期なんですよね。「第二新卒で転職をするメリット・デメリットは?新卒で入った会社を辞める絶好のチャンス」の記事でも紹介していますが、
- スキル・実績がそれほど重視されない
- 未経験の業種・職種でも転職しやすい
というメリットがあります。
普通の中途採用ではスキル・実績のある即戦力が求められます。それゆえ、未経験の業種・職種に転職するということはより難しいです。しかし、第二新卒はまだまだ社会人の甘ちゃんであるので、スキル・実績はそれほど持っていないということが前提にされています。それ以上に、若いからこその将来性が重視されるのです。
そのため、採用の可否を決める重要な要素は自己PRです。前職の反省・改善と同時に、働く意欲と将来のビジョンを明確にアピールできる人が採用されやすい傾向にあります。
つまり、この第二新卒は本当に転職の絶好のチャンスなんです。むしろ、生涯の転職の中で一番成功しやすい時期とも言えます。スキル・実績がさほど重視されず、未経験の業種・職種でも採用されやすいということで、社会人として幅広い選択肢からやり直しの効く唯一の時期です。
第二新卒のチャンスを逃せば、転職は難しくなる一方
上述しましたように、第二新卒は多くの企業は新卒3年以内・25歳以下と定めています。つまり、その時期を逃してしまえば、もう第二新卒としての枠組みで転職をすることができず、そのスペシャルチケットの特権を活用することはできません。
どの企業に転職をする際にも、スキル・実績が求められると同時に、ビジネスパーソンとして分析力・説得力のある自己PRも必要になります。どちらかが欠けていれば、即不採用です。ましてや、異業種・異職種へのキャリアチェンジのハードルはとても高くなります。
こう考えれば、若さという誰にでもあるステータスが武器になる第二新卒は、どれほど有利かがわかるでしょう。
- 今の会社の不満を抱くことのない会社へ転職できる
- 本来のやりたかった職に就ける
- 新卒の時に落ちた会社に再チャレンジできる
このように、普通の中途採用ではかなりのハードモードな選択肢も、簡単にチョイスできるようになります。
もしも、我慢し続けたり、辞めることに躊躇してしまえば、どうなるでしょうか。後々にひどく後悔することになります。それに、転職しようと決意した頃には、時すでに遅しの状態になってしまったなんて可能性もあります。
新卒入社後に会社を辞めたいと思うのであれば、転職が難しくなる前に、第二新卒のメリットを活かして転職をするべきです。
働きたくもない会社に居続ければ、マイナスにしかならない
しかし、職場を変えることに躊躇してしまい、なかなか踏み出せずに足踏みしてしまう方も多いはずです。確かに、転職は必ず成功するとは限りません。プラスになることもあればマイナスになることもありますからね。
しかし、今の働きたくない会社にずっとしがみ続けた場合のことを考えてみてください。人間関係で悩んでいるのであれば、永遠に苦しめ続けられるだけです。サービス残業や薄給で悩んでいるのであれば、ずっと会社の奴隷として搾取されるだけです。思った仕事と違うなんて場合も、やりがいを感じられないまま、あなたの描いていたキャリアプランは崩壊してしまいます。
その先に何が待っているでしょうか。それは確実に絶望と後悔しかありません。本当にひどい場合には、うつ病や過労死になってあなたが壊れてしまうでしょう。つまり、100%マイナスな結果にしかたどり着かないのです。「いつかよくなる」と思っていても、それは変化を恐れる自分への正当化や言い訳にしかすぎません。
よく考えてみてください。転職は確かにマイナスな結果になることもありますが、不満が解消されて満足できる会社で働けるプラスの可能性も十分にあるのです。転職はリスキーだと考えがちですが、将来的にマイナスの可能性しかない会社に残る方が圧倒的にリスキーです。転職で失敗しても、また転職をすればいいんです。しかし、今の会社で働き続けたままでは、何も変わらず、状況が好転する可能性もありません。