アイデンティティ(自我同一性)の確立のコツや方法10選。アイデンティティがない方は必見!
アイデンティティとは、自分が自分であると実感できる信念・考え・証明できる物などの概念を表す言葉です。自己同一性や自我同一性とも言います。
かなり抽象的な概念ですが、簡単に言えば自分らしさや個性というものです。スポーツに励んでいる人ならそのスポーツ、家族が生きがいならその家族、自分のステータスにプライドがあるならそのステータスなど、人によってアイデンティティは様々です。
とりわけ、他人とは違う何かがあり、それによって自分が自分でいられるものだと自覚できれば、それがアイデンティティになります。これをアイデンティティの確立と言います。
しかし、「自分が他人とは違うと区別できる個性がない」「これがあるから自分でいられるというものがない」という場合、アイデンティティがないなんてことにもなります。
そこで、この記事ではそんなアイデンティティがない方のために、アイデンティティを確立するための方法やコツを紹介します。
アイデンティティをしっかりと確立し、自分は他人とは違う自分であり、そう実感しながら生きていきたいという方は、ぜひ参考にしてください。それではどうぞ!
アイデンティティ(自我同一性)の確立のコツや方法10選
1.自分の考えや信念を持つ
アイデンティティは自分らしさなので、まずは自分自身の考えや信念というものをしっかりと持っていなければなりません。
周囲に常に同調するなんて方は、自分の考えが持てないので、アイデンティティがないなんて状態になりやすいです。
そこで、自分がどんな時もこれだけは譲れないというポイントを最低限一つは持ち続けるようにしてみてください。自分で考え、決断し、行動原理を持つようにしてみましょう。
他人の顔色を伺って行動するのはNGです。いちいち気にしていたら、あなたらしさの自己表現は不可能です。最低限のモラルとルールさえ守れば大丈夫。自信を持って行動しましょう。
その考えや信念はあなただけのものになり、アイデンティティを形成するきっかとして役立ちます。
2.他人と自分を比較しないようにする
人は人、自分は自分と考えることもアイデンティティの確立においては重要になります。
人と比較していては、いつまで経っても自分は自分であることを実感することはできません。他人が基準になってしまっていますからね。
他人と同じだろうが違うだろうが、そんなことはどうでもいいのです。あなたが、「自分はこうだから自分である」という意識を持てることが必要です。
アイデンティティの軸は常に自分の中にあります。他人と比較した結果ではなく、自分に対する自分だけの考えや評価のみ向き合うようにしてください。
3.自分と向き合い、自己分析する
アイデンティティの具体的な中身を得るためには、自分にしっかり向き合い、自己分析をすることが大切になります。
- 自分とはどんな人間なのか
- どんなものに喜びや楽しさを感じるのか
- どんなところが他人と違うと自覚できるか
このように、「自分らしさ」について自分の内面と対話し、深く分析するようにしてみてください。
そうする事で自分というものが浮き彫りになり、少しずつ自分が何者であるかがわかるようになります。その終着点として確かなアイデンティティが見つかるはずです。