アイデンティティ(自我同一性)の確立のコツや方法10選。アイデンティティがない方は必見!(3/3ページ)

8.多様性を認める

アイデンティティを確立するには、色んな人の多様性を認めることも重要となります。他人の価値観や考え方を受け入れることができなければ、当然自分の価値観や考え方も受け入れられなくなってしまいます。

多様性を認めることで、自分の特性を見極めてそれを高めていくと同時に、自分以外の多様な個々の特性を見つけることができます。

それらを上手に自分に吸収して活かしていくことで、より自分らしさに磨きがかかり、洗練された魅力的な個性を確立していく手助けをしてくれるはずです。

自分だけの世界に閉じこもらずに、広い視野で周りに目を向けて自分と他者とを一歩引いた目線で認識することで、アイデンティティの確立をより強固なものにしてくれるはずです。

9.周囲との協調性を大事にする

上述した多様性を認めるためには、周囲との協調性を大事にしなければなりません。他者と比較することはアイデンティティの確立に必要ありませんが、共に関わり合って生きることはとても大事です。

そもそも、アイデンティティは自分一人で構築できるものではなく、他者との関係によって育まれていく側面もあります。

色んな人と出会い、共に協調して生きていくからこそ、生きがいや好き嫌いが形成され、それによって他人とは違う個性を身に着けることが可能です。

殻にこもっていては虚無しか広がりません。個性は他人とは違うもの。裏を返せば他社との関わりで磨かれるものなので、しっかりと周囲との協調性を大切にするようにしてください。

10.自分を好きになる

最後に、自分を好きになるようにしてください。

アイデンティティというものは、自分が自分であることを証明するものです。自分が嫌いであれば、それは自分自身の存在を否定してしまうことにつながります。

だからこそ、自分を好きになる必要があるのです。自分を好きになり、自己肯定感を高めることに努めましょう。特に、ネガティブ思考の方は意識するべきです。

自分を好きになるということは、自分を認められるということ。つまり、それだけで自分は自分であると認めることにつながり、アイデンティティの形成に大きく貢献します。

自分を好きにでいられるからこそアイデンティティを保つことができ、アイデンティティがあるからこそ自分を好きになれます。ぜひこの意識を忘れないようにしてみてください。

まとめ

以上、アイデンティティを確立するための方法・コツになります。アイデンティティを形成することは一筋縄ではいきませんが、きちんと自分に向き合うことでヒントは確実に得られます。

自己分析を行い、強みや弱み、好き嫌いを認識するようにしてみてください。そして、好きなことは精一杯頑張り、外部にも発信しましょう。同時に、社会との協調性も忘れず、多様性も認めるようにしてください。

これらの行動一つひとつが、あなたの個性を作り、磨きをかけることに役立ちます。そして、最終的には自分を好きになるようにしてみてください。

自分を好きになれれば、自分を自分として認めることができたということで、アイデンティティは確立されているはずです。その軸になっているものを、アイデンティティとして認識し、誇りを持って毎日を歩んでいくようにしてみましょう。