アイデンティティ(自我同一性)の確立のコツや方法10選。アイデンティティがない方は必見!(2/3ページ)

4.自分の強み・弱みを知る

自己分析において必ずやるべきことは、自分の良いところはもちろん、悪いところも認めるということです。悪い部分は目を背けがちですが、それでは自分というのものは理解できません。

強みや得意な部分は、しっかりと取り組むことで磨きをかけることができ、それはあなただけにしかない長所となります。

そして、弱みを知ることも大切です。弱みを知ることで、自分自身をより深く理解でき、強みや自分らしさをさらに伸ばすことができます。

弱みは改善できればいいですが、できなくてもその弱みはあなたの個性の1つです。しっかりと向き合って生きていくことで、アイデンティティの要の1つになるはずです。

5.自分の好き嫌いを知る

アイデンティティを確立するため、自分の内面的な要素として好き嫌いを知ることも大事になります。好き嫌いはアイデンティティの形成にとても重要な要素です。

得意・不得意に限らず、好きなものは追求していくことで、それをすること自体があなたのアイデンティティになります。たとえば、趣味やスポーツがその代表的な例でしょう。

ほかにも、家族と過ごす時間が何よりも好きな時間であるならば、その家族、そして一緒に過ごす時間が、あなたの生きがいとしてアイデンティティになるはずです。

また、嫌いなものについては、現状を打破するきっかけになるはずです。嫌いなものは正直に逃げて構いません。あなたらしさを発揮できる好きなものに集中することで、アイデンティティの確立につながります。

6.好きなものは徹底的に追い求める

上で説明したように、好き嫌いを自己分析し、あなたの好きなものが見つかったのであれば、そこの全力で情熱と魂を注ぐようにしてみてください。

学問が好きならば、時間さえあればそのための研究に費やす。家族が生きがいならば、常に家族のために働き、時間を使う。

このように、好きなことを深く追究すれば、その行動自体があなたらしさになっているはずです。好きなものを追求し、それによって満足できる。そして、それが自分の存在意義であると理解でき、アイデンティティを確立できるでしょう。

7.積極的に発信する

自分の好きなものなど、アイデンティティとなりえるものが見つかったのであれば、自分の仲だけでそれを追い求めるのではなく、外部にも発信するようにしてみましょう。

  • 好きなファッションは積極的に身に着ける
  • 好きなスポーツはサークルなどに参加してみる
  • 趣味があるならブログを書いてみる

このような行動をすることで、しっかりと自己表現ができます。また、他の人からも評価されることで、より自分らしさを意識できるきっかけになるでしょう。

自分の中で磨きをかけ、それと同時に外へ発信し続ける。これを繰り返せば、それ自体があなたのアイデンティティになります。