黒っぽいからじゃない!黒板は緑色なのになぜ黒板という名前なのか?(2/2ページ)
なぜ、緑色になったのか?
現在の黒板は緑色ですが、なぜ緑色になったのでしょうか。
理由としては、太平洋戦争が勃発し、その影響で黒板を作る材料が調達しにくくなってしまいました。
国内の黒板メーカーのほとんどは材料不足に陥り、各業者間でそれぞれ独自ルートで入手していた材料を分け合うことになりました。
その共同受給をうまく機能させたり管理したりするため、全国黒板工業連盟が結成されました。これを発端として、黒板の製造に関して日本工業規格であるJIS規格が定められました。
JIS規格には黒板の製造のための材料について定められたと同時に、黒板の色についても規定が作られ、その色が緑色でした。
このことによって、現在の黒板は緑色になっているのです。
緑色にした理由としては、おそらく材料の関係と、あとは目に優しいからとも関係があると思われます。
まとめ
以上が黒板の名前の由来でした。昔は名前の通り黒かったんですね。
この記事に関しては、黒板-Wikipediaを参考にしたので、より詳しい黒板の歴史などを知りたい人は見てみるといいでしょう。
普段接しているものには意外な理由や由来がありますので、みなさんもそのようなことに関して調べてみるといいと思います。結構おもしろいものがたくさんありますよ。