いつも悪い予感の方があたる!!マーフィーの法則はなぜ起こるのか?(2/3ページ)
ただの偶然
まず考えられるのはただの偶然ってことですね。
悪い状況が起きなくてもいいときや、他の人でもいいときに、たまたまそれが自分におきてしまう。
そしてそれが頻繁に起こるのもたまたま偶然であるからだということです。
悪いことも普通に頻繁に起きる
人は物事は基本的には良い方向に行くと思いがちです。
たとえば、明日も明後日も自転車は普通に乗れると人は考えています。
しかし、自転車が壊れたり、乗っているときに車に衝突してしまうなど考えられる不幸はたくさんあります。
つまり、悪いことは普通に起きるのです。
しかし、悪いことは起きない、起こってほしくないという心理から、それに気づかず、マーフィーの法則は成り立つように思えてしまうのです。
悪いときだけ鮮明に記憶に残る
人は頻繁に起きることは慣れてしまっているので、いちいち記憶に残りません。
上記で、悪いことも普通に起きると書きましたが、人は基本的にリスクを避けようとして、悪いことが極力起きないように生活しています。つまり、人は悪いことが起きない状況に慣れてしまって、記憶にそれが残りにくいのです。
だから逆に、失敗や悪いことは気を付けている分、不幸はたまにしか起きず、起きてしまうと恥ずかしい思いや苦い思いもしてしまうので記憶には鮮明に残りやすいでしょう。
つまり、悪い結果じゃないことは覚えていなくて、悪いことが起きたときだけが鮮明に記憶に残っているせいで、いつも悪いことが起きるという風に錯覚してしまうことも理由として考えられます。
マーフィーの法則というのは、都合のいいように悪いときのことだけを集めたもので、悪いことも悪くないことも同じくらい、むしろ悪くないことの方が多いのに、記憶に残りやすいのは悪い時の記憶で、それが強く記憶に残っているから法則が成り立ってしまうということです。
悪い状況の方が起こりやすいから
いつも電車に乗るときに席が空いていないのは、あなたが乗るのが遅いからです。
ジャムパンを落としたときにジャム側が下になってしまうのは、ジャム側の方が密度が高くて重いからです。
重要な試験や会議の時に体調が悪くなってしまうのは、緊張したり、空回りしてしまうからです。
以上のように、特定のものは悪い状況のほうが起きやすいから、マーフィーの法則として当てはまるということも理由の1つです。