多数の検索キーワードでアクセスを増やすロングテールSEOとは?(2/2ページ)

ロングテールSEOにおけるビッグワード・ミドルワード・スモールワード

ロングテールSEOにおけるロングテール現象は、1つのキーワードあたりで検索流入が多いビッグワードを狙うのではなく、検索流入は少ないが検索数が圧倒的に多いサジェストなどのミドルワード・スモールワードで検索流入を獲得するというものです。

以下のイメージをご覧ください。

上記のように、検索数が多い順に、ビッグワード、ミドルワード、スモールワードとなっています。スモールワードになるにつれサジェストの単語が増えていく傾向にあります。

そして見てもらえばわかるように、ビッグワードの検索数は1つあたりでは確かに高いです。しかし、ミドルワードとスモールワードの流入数を総和すれば、ビッグワードの流入数に匹敵します。

また、ビッグワードほど競合性が高く、大手サイトなどに検索流入を取られてしまう傾向にあり、ミドルワードやスモールワードはコンテンツやキーワードの使い方によっては上位表示を狙えるものが多く存在します。

つまり、ロングテールSEOとは上位表示が難しいビッグワードではなく、検索数は少ないが上位を狙いやすいミドルワードやスモールワードをコンテンツにたくさん散りばめることによって、結果的にビッグワードに匹敵する検索流入を獲得する手法です。

ロングテールSEOの秘訣はキーワード選定

ロングテールSEOにおいて重要なのはビッグワードで順位を高めることではなく、上位を確実に狙えるミドル・スモールワードをたくさんコンテンツに含めるということです。

質より量で、数打ちゃあたるみたいな感じなのですが、適当にキーワードを散りばめても意味がありません。

重要なことは以下の通りです。

  • コンテンツに関連したキーワードを選ぶ
  • 競合性が少ないキーワードを選ぶ
  • 検索流入がなるべく多いキーワードを選ぶ

そのページのコンテンツに関するキーワードをふんだんに使えば、関心のある人が多くのキーワードで集まりやすくなります。そして、なるべく競合性が少なく、ミドル・スモールワードの中でも検索数が多いものを選ぶべきです。

ロングテールSEOを制するにはキーワード選定が最も重要な要素となります。

選定方法は以下のツールを使い、関連語を抽出して、自分のコンテンツに使うことができるキーワードをそのページ内に散りばめればいいでしょう。

キーワードプランナーはGoogleアカウントとGoogle Adwordsへの登録が必要ですが、無料ですぐに簡単にできます。

注意としてはキーワードを乱用しすぎないということです。多くのキーワードを用いて普通の文章に仕上げることが重要です。

また、無関係なキーワードを散りばめるのはやめましょう。スパム認定されることもあります。そのページに関連したキーワードだけ使うようにするべきです。

まとめ

以上が、ロングテールSEOについてでした。

SEOにおいてコンテンツの対策が重要となっている今、ロングテールSEOは検索流入を獲得するために必須と言えるでしょう。

ブログのように無限に記事を増やすものに関しては、知らずのうちにロングテール効果が見込めますが、ページが限られている情報サイトなどはキーワードが少ないと不利で、ロングテールSEOは必ずやるべきです。

しっかりと関連キーワードを選定し、それらを取り入れることでロングテール効果を実現でき、アクセスの増加が見込めます。なので、どのコンテンツにもロングテールSEO対策をすることをおすすめします。