基本から応用まで!リフティングのテクニックの上達のコツや練習方法14選(3/3ページ)
11.サンドアップ
サンドアップはリフティングをスタートする際には、ボールを両足で挟んで浮かせるテクニックです。リフティングを開始するときに使うといいでしょう。
やり方としては以下の手順となります。
- 両足でボールを挟む
- 八の字を作り、足を広げる
- 左右同時にボールの下に地面を這うように足を入れる
- 勢いを十分につけてボールを浮かせる
左右の速度が違うとうまく持ち上がらないので、同じ速さと力で足をボールの下に入れましょう。これは比較的簡単なので、すぐにできるテクニックとなります。
12.ダブルタッチアップ
ダブルタッチアップは、ボールが地面にあるときに、それを二回蹴り上げるテクニックです。リフティングスタート時に役立ちます。
以下の手順やコツを意識してください。
- 蹴り足をボールの手前に運ぶ
- 軸足を勢いよく前へ出す
- 体重移動に合わせ、蹴り足も移動を開始する
- ボールは体の勢いで、つま先で蹴り上げるイメージ
- 体重移動は素早く行うが、ボールスピードは抑えるようにする
- 足が伸びきったところで、ボールをつま先で蹴り上げる
難易度は高めですが、マスターすることでリフティング開始時もテクニカルに決めることができますので、ぜひ練習してみるといいでしょう。
13.スウィングダブルタッチ
スウィングダブルタッチは、足を上げている高さを変えずに、ももで連続2回タッチするリフティングテクニックとなります。
スウィングダブルタッチは以下のポイントを意識してください。
- ボールが胸元の前を落ちた時に動き始める
- ボールをももでとらえ、当たったと同時に足をぴんと伸ばす
- ボールの高さは胸元あたりがベスト
- ボールの落下に合わせて足をたたみ始める
- 2回目のタッチ
足を伸ばす勢いで、足の高さを変えることなく、ボールを2回タッチすることが可能です。素早く動かすことがポイントとなります。
14.レッグオーバー
レッグオーバーはボールの周囲を足で1回転した後に、ボールタッチをするリフティングテクニックとなります。リフティングがうまい人なんかがよく披露するテクニックで、上級テクニックです。マスターすれば、リフティングのテクニックをグッとアップさせることができます。
レッグオーバーのポイントや手順は以下の通りです。(右足で蹴る場合)
- 左足にボールをしっかり乗せる
- ボールをキャッチしたまま、右足を曲げてジャンプの姿勢に入る
- またぎやすい位置にボールをコントロールする
- ボールの最高地点に達するときに右足を踏み切る
- 左足は着地の体勢に入り、右足は高く振り上げる
- 外側からボールをまたぎ、素早く落下地点に右足を移動させる
- 軸足でしっかりとバランスをとり、ボールをコントロールする
足の動きとボールコントロールがかなり複雑で、かなり練習する必要がありますが、一回できれば簡単になるでしょう。体で覚えることが重要で、慣れればリズムよくできるようになるはずです。
まとめ
以上がリフティングの基本テクニックのコツや練習方法となります。リフティングを上達するためには、基本が欠かせませんので、ポイントを意識して蹴り方を練習してみてください。
また、さらに上級者を目指したい方は、難易度が高いダブルタッチアップなどにも挑戦してみるといいでしょう。
なお、以下の記事ではさらに上級者向けのシッティングリフティングを紹介していますので、興味のある方は読んでみてください。