座って行う!シッティングリフティングの基本的な技のコツや練習方法5選
サッカーボールを使って行うリフティングには様々なテクニックがありますが、その中には座って行う「シッティングリフティング」というテクニックもあります。
座ってリフティングをするので、普通のリフティングよりは難易度が高めとなります。しかし、きちんとできるようになればリフティングのテクニックを確実に上達できるものです。
リフティングを極めたいという方は、ぜひ習得してみることがおすすめです。そこで、今回はシッティングリフティングの基本的な技のコツと練習方法を紹介します。それではどうぞ!
シッティングリフティングの基本的な技のコツや練習方法5選
1.シッティングリフティングの基本
まず最初は、座りながらの基本的なリフティングができるようにしましょう。
まずは利き足のみでのリフティングをマスターしましょう。以下のコツを意識しましょう。
- 座って地面に手をつき、重心を後ろに乗せる
- 蹴る足はしっかりと固定し、ボールを真上に上げる
- 落ちてくるボールを引きつけ、低い位置でインパクト
利き足でできるようになれば、次は両方の足で交互にリフティングすることにチャレンジしてみましょう。以下のポイントを意識してください。
- 足幅の中でボールをコントロール
- インパクトする方に、若干体重をかける
- なるべくボールが前後しないようにする
単純にボールを蹴るだけですが、座りながらなので結構難しいです。普通のリフティングと同じように、シッティングリフティングも単純なボールコントロールが全ての基礎となるので、しっかりマスターしてください。
2.ニー
基本的なシッティングができるようになれば、技を広げていきます。その中の1つで、膝でボールを蹴る「ニー」をマスターしましょう。
練習の手順としては、以下のことを意識して行うといいでしょう。
- 基本の姿勢を作り、インステップでボールをコントロールする
- 膝をめがけてボールを蹴りあげる
- ボールの落下地点に膝を運ぶ
- インステップでコントロールしやすいように、膝の当てる位置を調整
- 膝は蹴り上げる必要はなく、ボールの勢いを利用して軽くあてるだけ
- 戻ってきたボールをインステップでコントロール
ニーのポイントとしては、ボールを上げる時に少し高く上げると、膝の位置を調整やすくなってうまくコントロールできるようになります。
単純な動作ですが、座りながらなので結構難しいものです。インステップ・ニー・インステップ・ニー…を繰り返しできるようになるまで練習してみましょう。
3.ヘッド
座りながらヘディングでボールをリフティングするテクニック「ヘッド」もシッティングリフティングには欠かせないものとなります。
以下の手順とポイントを意識して行いましょう。
- 安定した姿勢を作り、インステップでボールをコントロール
- 頭めがけて、ボールを蹴り上げる
- 落下地点を予測して頭の位置を調整
- ボールの勢いを借りて、軽く頭で触るイメージ
- 落下地点を予測して足を移動し始める
- インステップでトラップ・コントロール
これは「ニー」の延長のようなテクニックです。ボールを蹴りあげる際には「ニー」よりも少し高めにすることでうまく頭に蹴ることができるでしょう。
後は、うまくヘッドでコントロールすることが必要なので、そこを意識して練習してみてください。これも、インステップと連続してできるまでマスターしてみましょう。