基本から応用まで!リフティングのテクニックの上達のコツや練習方法14選
サッカーのリフティングはできるようになると格好いいですよね。そのため、サッカーはやらないけど、リフティングは極めたいという人はいるでしょう。
初心者がやるとリフティングはかなり難しく、2~3回しかできないという人は多いと思います。上手い人のように何十回、何百回やるのは至難の業のように思えるでしょう。
しかし、リフティングはただ単にボールを蹴りあげるだけなので、基本的なテクニックさえできれば、誰でもそれなりにできるようになります。また、難易度の高いリフティングを極めることで、上級者を目指せるようになります。
そこで、今回はリフティングを上達するためのテクニックのコツや練習方法を紹介します。それぞれ、動画があるのでぜひ参考にしてみるといいでしょう。それではどうぞ!
リフティングの基本テクニックのコツや練習方法14選
1.インステップ
まずはリフティングの基本的な蹴り方で、足の甲でボールを蹴りあげるインステップについて紹介します。
ポイントは以下の通りです。
- ボールをしっかり見て、中心を蹴る
- ボールは真上に上げる
- ボールが浮いている間に、軸足の位置を調整する
- 軸足の膝を少し曲げて、バランスを取る
以上のことを意識して何回か練習すれば、慣れてきてボールを安定して蹴り上げられるようになります。
2.つま先インステップ
つま先インステップは、足のつま先部分でボールを蹴りあげるテクニックです。ボールにかかる力が弱い分、浮き上がる高さが低く、「トントントン」と小刻みなリズムでリフティングできます。
以下のポイントを意識して練習しましょう。
- ボールをしっかり見て、中心を蹴る
- 体の真ん中でボールをコントロール
- 足首はしっかりと固定する
- 上半身はリラックスした姿勢を保つ
- 足の指の付け根にボールを当てるイメージ
- 常に膝の高さにボールをコントロールする
- 軸足は軽く曲げて、バランスを取る
つま先インステップをマスターすれば、リズミカルにリフティングをすることが可能です。短時間に何回もボールを蹴ることができます。
3.インサイド
ボールが体の内側の方にきた場合には、インステップで蹴り上げることは難しいので、インサイドでうまくコントロールできます。さらにインサイドは最も安定してボールを蹴りあげることができるので、ぜひマスターしておきたいものです。
以下のポイントを意識してください。
- ボールは身体の中心で扱う
- インサイドの中心でボールをとらえる
- 次の動作に移りやすいように、ボールはなるべく高く上げる
- 足を上げる高さは、軸足を軽く曲げて窮屈にならない程度に
- 横から見て、足の裏が見えるくらいに足を上げる
- ボールはコントロールしやすい範囲に置くようにする
インサイドなど、インステップ以外の蹴り方もマスターすることで、状況によってうまく対応することができ、リフティングを安定させることができます。
4.アウトサイド
ボールが足の外側にきてしまった場合には、アウトサイドで蹴り上げるとうまく対処できます。
以下のポイントに注意して練習してみてください。
- 地面と平行になるくらい足を上げ、アウトサイドの面を作る
- 上半身はボールの方を向くようにする
- ボールは真上に蹴り上げる
- 落下地点を予測し、リフティングしやすい位置に移動する
以上を意識して、アウトサイドを何回も練習すれば、足の上げる高さや、ボールのコントロールに慣れるようになります。リフティングのテクニックの幅も広がるでしょう。
5.アウトニー
次はアウトサイドの状態で、膝に近い部分でボールを蹴りあげるテクニックです。少し難易度が上がりますが、極めておくことでリフティングの上達やテクニックの幅を増やすことができます。
以下の手順で行います。しっかりとポイントを意識しましょう。
- ボールを胸の高さまでコントロール
- 足を外側に大きく振り上げる
- インパクトの瞬間、ボールが足に接する面を地面と平行にする
- インパクト後、膝を外に押し出すように動かす
- ボールは真上に上げるイメージで
最初は自分のイメージよりも足を大きく振り上げて、足の運びを意識して練習しましょう。次第にうまくコツをつかめるようになります。