計算能力を鍛える!暗算を早くするためのトレーニング方法やコツ3選
暗算は頭の中で考えて計算をすることですが、日常生活や仕事、そして勉強など色んな場面において役立つものです。
暗算が得意であれば計算処理が早くなって、色んなことに便利に活用できます。しかし、中には暗算が遅くて苦手だという人もいるでしょう。
ですが、暗算はきちんとトレーニングをすれば誰でも早く得意になれるものです。そこで、今回は暗算を早くするためのトレーニング方法やコツを紹介します。
業務の会計を捗らせたい、数学のテストでなるべく時間を有効活用したいなんて方はぜひ暗算トレーニングをすることをおすすめします。それではどうぞ!
暗算を早くするためのトレーニング方法やコツ3選
1.計算結果のパターンを覚える
暗算と言うと頭の中で計算処理をしていると思いがちですが、実は違います。暗算が早い人は、その計算結果の答えをパターンとして覚えているからです。これが暗算が遅い人と早い人との差となります。
例えば、「5+7」という計算をするとします。ここで、暗算が遅い人は、「5に1,2,3…6,7を足して12だ!」といちいち計算をするのです。結果的に答えを導き出すのが遅くなります。
しかし、早い人は違います。あらかじめ「5+7=12」という計算の答えを覚えておいて、それを引っ張り出しているのです。この場合だといちいち計算しないで「5+7のパターンは12だ」とダイレクトに答えを出します。
フラッシュ暗算など高速に数字が出てすべて足すなんてものもありますが、あれもいちいち計算しているのではなく、計算パターンを覚えてそれを活用しているからできるものなのです。
そのため、暗算を早くするためには計算結果のパターンを覚えるようにしましょう。そうすれば、いちいち計算処理を頭の中ですることなく、ダイレクトに答えを導き出して高速化をすることができます。
2.計算結果のパターンを早く導き出せるようにする
そして、暗算を早くするために重要なことは、以上で述べた計算結果のパターンを早く導き出せるようにするということです。
暗算を早くするということは自分の計算処理を高めるということを意識しがちですが、それは違います。いちいち計算していれば誰でも暗算は遅くなってしまうでしょう。
そのため、上述したように計算パターンを覚えつつ、それを以下に高速で導き出せるかがポイントとなります。
これに関してはトレーニングの積み重ねが重要です。「5+7は、、、えーっと12だ」と最初は遅くなりますが、次第にパターンに慣れてくることで「5+7は12だ」と早く導き出せるようになるでしょう。
複雑な計算においても基本的で単純な計算の集まりですので、単純な計算パターンの暗算が早くできるようになれば、複雑な暗算も慣れていきます。