サッカーの浮き球の処理!トラップやコントロールのコツ・練習方法4選(2/2ページ)

3.インステップコントロール

また、インステップで浮き球を処理するトラップ方法もあります。ウエッジコントロールよりも、さらに自分の近くにボールをコントロールしやすくするトラップ方法です。

インステップコントロールのコツや練習手順は以下のようになります。

  1. リラックスした状態で、ボールの正面に入る
  2. 足首を曲げて、落下地点にボールを迎えに行く
  3. ボールの落下スピードに合わせて足を下げる
  4. 足の甲(インステップ)でボールをインパクトする
  5. ボールに触れた瞬間、ボールの勢いを抑えるように足を手前に引く

インステップコントロールはボールの勢いを抑える形でコントロールするトラップテクニックです。衝撃を抑える分、それだけ自分の近くのボールを落とすことができます。なるべくボールを離れさせたくない場合や、真上から来るボールには有効な方法なので、習得するようにしましょう。

4.クッションコントロール

クッションコントロールは、インステップコントロールよりもさらにボールの勢いを抑える形でトラップするテクニックです。浮き球を自分に足に吸い付かせるようにトラップしてコントロールできるものです。

以下の手順とポイントを意識して練習してみましょう。

  1. 浮いたボールの正面に入り、膝を曲げてリラックスした状態を作る
  2. 足を上げて、ボールが落ちてくるのを迎えに行く
  3. ボールの落下速度に合わせて足を下げる
  4. 膝をうまく使って、ボールの勢いを吸収する
  5. ボールの中心を面でとらえる
  6. 軸足の膝もうまく使いながら、体全体でボールの勢いを抑える
  7. 後は、ボールをゆっくり地面に置く

クッションコントロールは緻密なコントロールテクニックが必要で、難しいトラップ方法ですが、確実にボールを自分のものにできるので、ぜひマスターしてみましょう。まずはインステップコントロールを極め、その後でクッションコントロールを練習するといいでしょう。

まとめ

以上が、浮き球のトラップとボールコントロールのテクニックのコツと練習方法となります。それぞれポイントを意識して、動画を参考に練習してみましょう。

うまくトラップできるようになれば、ボールを自分のものにすることができるので、しっかりとマスターしておくべきものです。

浮き球の処理は特に難しいものですが、ゲームを有利に進めるためには欠かせないので、ぜひ練習してみてください。

なお、以下の記事ではドリブルのボールタッチのコツや練習方法を紹介していますので、ぜひ合わせて読んでみてください。