体が動かなくなるのはどうして!?金縛りが起きる理由や原因5選
夜中ふと目が覚めると、体が全く動かないということを経験したことはありませんか?俗に言う「金縛り」というものです。
金縛りはその不可思議な現象から、幽霊の仕業による心霊現象とも言われていますが、やはり体の問題でそれなりに科学的な理由というのがあります。
そんな金縛りはどうして起きてしまうのでしょうか。今回はその原因や理由について紹介します。それではどうぞ!
金縛りが起きる理由・仕組み
まずは金縛りが起きる理由や仕組みについて紹介します。金縛りを簡単に説明すれば、脳が起きているけど、体が寝ている状態」のことです。そのため、意識があっても体を動かすことができなくなります。
金縛りが起きる仕組みとしては、睡眠リズムが崩れることが理由として挙げられます。人の睡眠には、ノンレム睡眠とレム睡眠の2つの状態があります。
- レム睡眠
- 浅い眠り。脳は起きている状態で、体は寝ている状態。
- ノンレム睡眠
- 深い眠り。脳は睡眠状態であるが、体は起きている状態。
人はこの睡眠の2つの状態を一定のサイクルで繰り返してします。そして、何らかの原因によって、睡眠リズムが乱れ、レム睡眠の時に意識だけが目覚めてしまうのです。
レム睡眠は脳が起きていて体が寝ている状態です。浅い眠りだからこそ、意識だけ目覚めやすいものとなります。しかし、体は寝ている状態なので、意識がはっきりしているけれども体が動かせないということになってしまいます。これが、金縛りの正体となります。
そして、金縛りの時には幽霊や人影を見るということがよく言われますが、それは幻覚です。レム睡眠時は夢を見やすく、意識が覚醒しているといっても、それは中途半端な覚醒状態であることが多いです。結果、夢と現実を区別しにくくなり、幻覚を見てしまうのです。
しかし、普通の状態であれば、意識と体は一緒に目覚めるものです。金縛りは睡眠麻痺であり、一種の睡眠障害なのです。それには何かしら原因があるもので、以下ではその原因となる生活習慣を紹介していきます。
金縛りの原因となる生活習慣5選
1.寝不足や生活リズムの乱れ
金縛りの原因となる生活習慣としては、寝不足や生活リズムの乱れがまずは考えられます。不規則な生活を送っていれば、睡眠のリズムも当然乱れてしまいます。
睡眠不足や昼夜逆転生活を続けていれば、寝るべき時間に寝られず、起きるべき時間に起きれなくなってしまいます。
結果的に脳や体の睡眠リズムがくるってしまい、レム睡眠時に意識だけ目覚めてしまいやすいのです。すると、金縛りにかかってしまいます。