2016年の敬老の日はいつ?その意味や由来は?子どもでもわかるように簡単に説明(2/2ページ)
子どもでもわかるように簡単に説明すると…
では、敬老の日の意味を子どもでもわかるように簡単に説明するにはどうすればいいでしょうか。「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う。」と言っても理解してもらえませんよね。
そこで、おじいさん・おばあさんに感謝すること、長生きを祝い願うことの2つを軸に、以下のように説明するといいでしょう。
「おじいちゃん・おばあちゃんにはいつもお世話になっているから、ありがとうって伝える日なんだよ。あと、これからも元気で暮らせるように長生きしてねって、お祝いする日なんだよ。」
基本的に、このような感じで構いません。「お世話になっている感謝」「これからも元気でと長生きをお祝いする」ということをしっかりと伝えられれば、子どもも正しく敬老の日の意味を理解し、きちんと祖父母に感謝・お祝いをできるはずです。
敬老の日の由来や歴史、その始まりは?
では、そもそも敬老の日はいつから始まったのでしょうか。その由来や歴史についてみていきますが、細かく説明すると長くなるので、下記のようにざっくりとまとめてみました。
- 1947年:兵庫県多可郡野間谷村で「としよりの日」が提唱され、9月15日に敬老会が開かれ始める。
- 1950年:兵庫県全体に「としよりの日」が広まる。
- 1951年:中央社会福祉協議会で「としよりの日」が正式に定められる。
- 1963年:老人福祉法で「老人の日」として定められる。
- 1966年:国民の祝日に関する法律が改正され、「敬老の日」が制定される
こんな感じで、地方の行事から国全体に広がったという具合です。名前も、「としよりの日」→「老人の日」→「敬老の日」とたどってきました。
また、上述したように敬老の日が9月の第三月曜日に変更されたころから、老人福祉法では9月15日を老人の日と別に定めているようです。
ちなみに、日本の祝日は海外からやってきたものも多いですが、敬老の日は日本独自の祝日で、海外には存在しないとのことです。
まとめ
以上、敬老の日の今年の日にち、そしてその由来や意味になります。基本的には、「おじいさんおばさんに感謝とお祝いをする日」になります。
子どもにわかりやすく伝えるには、「いつもお世話になっていることを感謝すること」「元気で長生きすることをお祝いすること」の2つを伝えるようにしてください。
そして、敬老の日は日本独自の文化で、地方の行事から伝播したものなんですよね。ぜひ、敬老の日を機会に、あなたも普段からお世話になっているおじいさんおばあさんに、感謝とお祝いをしてくださいね。
なお、以下の記事では敬老の日は何歳から祝うべきか紹介していますので、ぜひ合わせて読んでみてください。