勘違いするな!!勉強ができることと頭が良いことはまったく違う!

勘違いするな!!勉強ができることと頭が良いことはまったく違う!

よく勉強ができる人は頭が良いといわれます。みなさんの中にも、勉強ができる人のことを頭が良いとほめる方がいるでしょう。

ですが、その言い方間違っています。

勉強ができることと、頭が良いことは全くの大違いです。今回は、その頭が良いことと勉強ができることの違いを紹介します。

頭が良いことと勉強ができることの違い

勉強ができる=知識がある

勉強には発想力も必要ですが、大部分は知識です。

英単語も、数学の法則も、化学も物理もすべて知識から成り立っています。

勉強ができる人の中には確かに頭のいい人がいますが、勉強ができるだけで、頭がよくない人もいます。

そのような人はただ単に、物知りであるだけです。

頭が良い=合理的な考えができる

では、頭が良いとはどういうことでしょうか。

頭が良い人は合理的な考え方ができることです。合理的な考え方とは、その場に合った適切な対処を考えることができたり、考えられる事柄をつなげていってその先にあるものを見抜くというような考え方です。

以前の記事で、これで分かる!仕事も私生活も完璧な本当に頭が良い人の10の特徴という記事を書きましたが、つまり頭のいい人は何事も臨機応変にうまく対応できるということです。

知識が少なくても、限られた知識を使って何かに対処できたり、物事の原因を様々なパターンで考え、その中から最も妥当なものを推論することができるという人が頭が良い人です。

物知りなだけな人は、ただ知識があるだけで、それを使うべきところで活用することができず、ただ単に雑学博士なだけです。

頭が良い≠なんでも知っている

頭が良いからといってなんでも知っているわけではありません。私の経験談を書きましょう。知識とは何かをきっかけに得るものです。そのきっかけがなければそれを知らないことになります。

つまり、頭が良くても知らない知識に関しては知らないだけなのです。頭が良い人は何でも知っていると思われがちですがそれは間違いです。

確かに勉強ができるとか、頭が良いという人は色んな物事に関心を示したり触れる機会が多いため、普通の人よりも知識は豊富な場合が多いです。しかし、知らないことは知らないのです。

アリの寿命は何年か、火星までの距離は何光年か、カレーを作るのに必要なスパイスは何かなど知っていても頭が良いわけではありません。頭が良い人でも知らない人も多くいるでしょう。

上述したように頭の良さというものは臨機応変に合理的に物事を考えられる力を言うことで、知識は無関係です。