在職中の転職活動は裏切りでも非常識でもない!罪悪感なんか捨てて、自分の好きに転職しよう(2/3ページ)

上司に何を言われても無視無視

実際に上司に、「非常識だ」「裏切りだ」「社会人としてあり得ない」なんてお咎めを食らって悩んでいるなんて方も多いはずです。

でも、そんなのは完全スルーで構いませんよ。ここまで説明してきたように、在職中に転職活動を行うことは、ありふれた行為で、裏切りでも非常識でもありません。

何を言われても無視です。気に病む必要もありません。転職してしまえば、とっととおさらばできるんですからね。

あまりにもひどい言われようであれば、「在職中の転職活動が裏切りとか、会社を家族かなんかと勘違いしているんですか?あなたの脳みそはかなりお花畑なんですねー。それに在職中に転職を行う人はたくさんいますよ。その全員が非常識だったらとっくに日本は終わっているはずなんですけどねー。仮にそうだとしたら、弊社の中途採用で受け入れている方々は、みんな非常識人ということになりますねえ。そんな人を採用するなんて、あなたたち上層部の目はよほど腐ってるんですねえ。」なんて言い返してあげましょう。

在職中の転職活動の罪悪感なんか気にするな!自分の好きに行動するべき

あなたには職を選ぶ権利がある

そもそも、あなたには自由に職を選んでもいい権利があります。「職業選択の自由」ということで、憲法にも定められています。

その自由権を行使して何が悪いんでしょうか。批判してくる上司には、「職業選択の自由をご存知ですか?」なんて冷やかしてもいいくらいです。

今の仕事を辞めるも続けるも、在職中に転職活動を行うも行わないも、すべてあなたの自由になります。裏切りでも非常識行為でもなく、れっきとした権利行使であるので、自分自身の行動には強い自信を持って構いません。

仕事に感情論は不要!罪悪感なんか1ミリも感じる必要なし

そして、あなた自身、罪悪感を感じてしまうこともあるでしょうが、そんな感情はさっさと捨てちゃいましょう。1ミリも感じる必要はありません。

確かに、今までお世話してくれた上司の恩が無駄になるということで、そこに罪悪感を感じてしまうのだと思います。しかし、上述したように、仕事とは感情論や義理人情が含まれるものではありません。所詮、仕事は機械的な観点からの仕事にしかすぎないんです。

部下を教育して世話すること、それが上司としての仕事なんですよ。部下を世話することで会社から給料をもらっているんです。それも一つの雇用契約上の仕事であり、恩も何もないですよ。それに、部下が辞めたときにうまく対応するというのも、上司の仕事の範疇です。

無給で仕事を教えてもらっているなら、それは恩義に当たります。しかし、仕事の範囲内で教育をしているだけの癖に、「俺の恩を無駄にするのか!」なんて叱責されるのは訳が分かりませんよ。「あなたそれでちゃんと給料もらってたでしょ?」って話です。

会社は利益の追求を目的としたビジネスを行う組織です。そして、そこで働く社員も、自分の利益を給料に求めて働いてるんです。本当の恩義を尽くして働いている方なんて皆無に近いですよ。

仕事は仕事である。それ以上でもそれ以下でもありません。そこに必要なのは仕事の遂行能力で、恩義などは無意味、そもそも存在していません。そう考えれば、罪悪感なんか感じることがバカらしくなるはずです。