在職中の転職活動は法律で違法ではない!しかし、会社の就業規則には注意
突然ですが、あなたは在職中に転職活動を考えているけれども、「どこかで法律で違法だって聞いたことがあるけど…」なんて悩みや不安を抱えてはいませんか?
確かに、在職中に転職活動を行うということは、今の会社への裏切りや背反行為のような気がしてしまい、何かしら制限されているのでないかと考えてしまいますよね。
そこで、この記事では、在職中の転職活動が法律で禁止かどうかについて紹介していきます。困っている方はぜひ一読しておくようにしましょう。それではどうぞ!
在職中の転職活動が法律で違法なんてありえない
それでは先に結論から申し上げてしまいますが、在職中の転職活動が法律で違法だなんてありえないことです。
誰にでも「職業選択の自由」があります
なぜなら、日本国憲法に定められている自由権の1つとして、「職業選択の自由」があるからです。
日本国憲法第22条第1項
何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。
まあ、これは自由・平等が主張されている現代においては当たり前のことですよね。もし、どこかで「在職中の転職活動は違法だ!」なんて噂を聞いたのであれば、100%デマで間違いありません。
実際に、在職中に転職活動をしたことで法律に触れ、それにより何らかの処罰・刑罰が下されたなんて話は聞いたことありません。
在職中に転職活動をするかどうかは個人の自由
つまり、在職中の転職活動は別に法律で禁止と定められているものではなく、個人の自由です。転職しようがしまいが、それが在職中であろうがなかろうが、すべてあなたの選択で決まります。
実際に、在職中に転職活動をするという方は多いです。
これは、転職成功者を対象に、「内定を獲得したときの状況」を調査したアンケート結果です。見てもらえばわかるように、在職中に転職活動を行い、内定を獲得したという方がかなり圧倒的多数で、約8割にも及びます。
在職中の転職活動はこのように一般的です。あなたが在職中に転職活動を行いたいのであれば、好きにして大丈夫です。
むしろ、転職活動は可能であれば在職中に行うのがおすすめです。なぜならメリットが大きく、失敗続きでも、今仕事があれば職も収入も失うことはありませんからね。