就活の面接で失敗して落ちてしまう人の自己アピールの5つの特徴
就活というものは企業によりますが、大体がテストや面接を数回受けて合格を得るものです。テストは勉強すれば突破できますので、一番難しいところは面接です。
面接では主に志望動機や自己分析などの自己アピールをして、その企業に必要な人材であることを伝える必要がありますが、それをうまくやることができずに落ちてしまう人が多いです。
そこで、今回は就活の面接で失敗して落ちてしまう人の自己アピールの特徴について紹介します。
就活の面接で失敗して落ちてしまう人の自己アピールの5つの特徴
1.大学で頑張ったことしかアピールしない
就職面接でありがちな自己アピールが「○○サークルで一生懸命練習して大会で優勝しました」とか「バイトを頑張りました」のようなものです。
しかし、そんな大学時代のことなど就職後は何の意味もありません。企業が求めていることは大学時代に学んだことや得た経験をその会社でどのように活かすことができるかという回答です。
ただ単にバイトやサークルなどを頑張ったと言っても、「だから何なの?」「それがこの会社に何の意味があるの?」と思われるだけです。それに大学は勉強する場なのでバイトとかサークルを必死にアピールしても「大学のメインは勉強だけど、それはどうなの?」とか思われてしまいます。
もちろん勉強のことに関しても、良い成績を取ったとかゼミを頑張ったとかアピールしても、「そこで得た知識がこの会社で何の役に立つの?」という感じになります。
もちろん大学で学んだ分野と違う分野に就職することは当たり前のことなので、企業側もそのあたりはわきまえています。企業が欲しい人材と言うのは、会社に貢献する人材です。それは知識がなくても情熱ややる気がある人です。
そのためバイトやサークルなどで自己アピールするならば、その経験を会社で活かして頑張りたいとアピールするべきです。たとえば、「サークルの広報活動で様々な企画をして発想力を養うことができたので、企業の企画部に入社して面白いアイデアを出していきたい」とか「バイトで営業経験があるのでそれを活かしたい」などのアピールがベストアピールです。
2.単なる日常を大げさに語る
そして、バイトやサークルで頑張ったことのアピールにありがちなのが、ただ単に他の人と同じようなことをやっていただけなのに誇張して大げさに語ることです。
「毎日サークルに参加して一生懸命勉強した」とか「バイトで売り上げのことを考えつつお客様を第一にした接客をして、バイト先に貢献するように努めた」など大げさに語ることです。
現状としては、サークルならば普通に参加して適当に遊んだだけ、バイトならば小遣い欲しさに仕事をやっただけというのがほとんどでしょう。しかし、そのようなありきたりな日常をまるで他の人とは違う希少な体験をしたかのように大げさに語る人が多いです。
しかし、企業の面接官はベテランですのでそんな誇張は簡単に見抜いてしまいます。サークルやバイトをアピールしても、ただ単に学生がやるようなことを普通にやっていただけなのだなと思うだけで、何のアピールにもつながりません。
上述したように、自分の経験をアピールするのはその企業でどのように活かせるか示すためのものです。誇張せず、働くことへの熱意をしっかり伝えることができれば、きちんと面接官は評価してくれます。
3.嘘をつく
自分を凄い人だと見せるために嘘をついてアピールする人がいます。たとえばサークルは飲み会などで遊んでいただけなのに、一生懸命頑張ったなどのように感じです。誇張のさらに先を行くような感じですね。
もしくは、その企業の分野に関心があるとアピールするために、専門知識がないIT・株・金融などのことについて興味があるとか話したりすることですね。
このような嘘は簡単にばれます。面接官はベテランですからね。それに超優秀な学生しか採用しないというわけではありません。
遊びほうけていた学生など多くいます。企業はそのことをわかっているでしょうし、人数的にもそのような学生を採用しないと間に合いません。卓越した経験や知識などは企業はいないのです。
要は仕事への熱意なので、しっかりと正直に言うことにしましょう。知らないことは知らないと言っても、面接官はそれを簡単に予想できています。嘘はつかず、知識や経験がなくても入社後に身につけたいというやる気などをアピールすれば、面接官も理解してくれるでしょう。