アニメやマンガの2次元キャラの目が大きくても違和感を感じない理由3選(2/2ページ)
3.現実では人の印象に補正がかかる
そして、現実で人が目に注目することによって、その人の印象に補正がかかります。魅力的な印象の目であると、その人自体がキラキラしているように見えるのです。
目に注目して、目の割合が多く見えるのもその補正が原因です。しかし、2次元では実際に対面するわけではありません。実際の人ではないので、補正もかかりません。
そのため、現実と同じように魅力的な人のキラキラした印象を与えるために、目を大きくさせキラキラ光り輝かせるのです。
現実で再現すれば明らかにおかしいものの、絵である2次元ではそのくらいのレベルの方が、現実で人を見るときの印象に近いようになるのです。
まとめ
以上が2次元で目が大きいキャラに違和感を感じない理由です。現実では目に注目するために、実際よりも大きく輝かしい印象を持ってしまいます。
2次元ではその補正が効かないので、作画の部分でその印象に合わせるように目を大きくする必要があるのでしょう。
顔の各パーツの大きさや配置がもたらすそのままの印象だけではなく、実際に見たときに無意識に補正された印象が、人の印象には重要であることがわかります。
なお、以下の記事ではアニメやマンガなどの2次元に関するあれこれの理由について紹介していますので、合わせて読んでみるといいでしょう。