変な名前のキラキラネームはなぜ増加?DQNネームが増えている理由3選
最近では子どもにおかしな名前を付ける親が増えています。俗にキラキラネームやDQNネームと言われていますが、それらは確かに増加傾向なのです。
好きなキャラクターを子どもの名前にしたり、外国人をの名前を当て字にするなど、本当にありえないような名前が多いです。学校でも先生が生徒の名前をふりがな無しで呼ぶのがかなり困難になっているとも聞きます。
実際に以下のようなDQNネームがあるようです。
- 希星(きらら)
- 緑輝(さふぁいあ)
- 姫星(きてぃ)
- 泡姫(ありえる)
- 恋恋愛(れんれこ)
- 今鹿(なうしか)
- 嘉緒翠(かおす)
- 美依羅(みいら)
- 皇帝(しいざあ)
【参考】キラキラネーム・DQNネーム・珍名まとめ-NAVER まとめ
このように今まではあり得ないような名前が増加傾向であり、社会問題としても議論されることがあります。そこで、今回はこのようなDQNネームが増えてしまった理由について紹介します。
DQNネームが増えている理由3選
1.ゲームや漫画など、オタク世代の親が増えている
以上で挙げたDQNネームを見て見ると、「サファイア」とか「カオス」などゲームや漫画などで見られる名前が非常に多いです。
近年ではアキバブームが到来し、アニメ・漫画・ゲームが日本の代表的な文化となり、それに影響されている人も数多くいます。
そして、DQNネームの理由としてはそのようなオタク世代の親が増えていると考えられます。ゲームやアニメなどは、かなり格好良く見えます。
それに登場する名前やキャラクターに魅了される人も増えてきており、それで子どもその名前を付ける人が多くなっているのでしょう。
2.ゆとり教育世代の親が増えている
また、ゆとり教育世代もそろそろ親になる人が増えているでしょう。ゆとり教育で特に足りなかったのは、国語での言葉や名前に対する思いや風情、詩の表現などです。
本来名前とは子どもの人生を願ってつけるもので、「優斗」や「健人」、「○○子」などは良い人生や恵まれた健康を願ってつけられるものでした。
しかし、そのような名前に対する意味や風情に対する教育が不足していたことで、名前の意味よりかは、その文字や発音の個性というものが重視されているのでしょう。
話は変わりますが、最近では手紙や作文みたいに詩になっていない感想文みたいな歌詞の歌が多いのも、ゆとり教育で詩や言葉の理解が足りなかったことが原因とも考えられます。
ゆとり教育によって名前や言葉は意味が重要視されず、その外見が重視されるようになり、それによってDQNネームが増えているのでしょう。