恋愛に興味がなくて消極的!そんな草食系男子が増えた4つの理由(2/2ページ)
3.リア充と非リアの二極化傾向
また、恋愛意識においてもかなり差が開いているのが現状で、それも草食系男子が増えている理由であると考えることができます。
最近では実際に恋人がいるリア充と、いない非リアで人の価値が決めつけられるような風潮があり、恋人がいない人にとってはリア充などほど遠い存在であり、それによって恋愛に対して苦手意識を持ってしまうことになります。
つまり、恋愛なんか余裕だというリア充派と、そんなの不可能だという非リア派に二極化している傾向にあります。もちろん最初は誰もが恋人がいない状態であり、このようなリア充・非リア議論が続くことで、恋人は作れないという苦手意識を持つ人がどんどん増えることになります。
そのような人は結果的にアニメやアイドルにはまることになり、さらに恋愛から遠ざかることでしょう。このリア充・非リアの恋愛に関する二極化がさらに草食系男子の増加を促しているのでしょう。
4.ニートの増加
近年では、働かないでずっと家に引きこもっているニートが社会問題として取り上げられることが多いです。そのようなニートはもちろん異性と関わることもないので、恋人ができないのでしょう。
最近ではニートは年々増加傾向であり、それによって彼女を持つ男性は少なくなっていきます。結果的に草食系男子が増えてしまうのです。
ニートが増えることは確実に草食系男子を増やす原因となっており、それが増え続けている傾向にあるからこそ、草食系男子は必然的に増加傾向になります。
まとめ
以上のような理由で草食系男子が増えていると考えることができます。基本的には娯楽の増加とオタク文化の普及が大きな要因であると考えられます。そして「リア充=神」みたいな認識も恋愛から遠ざける意識を持たせてしまうものです。
しかし、別に草食系男子は悪いことではありません。人に生き方はその人の自由です。少子化が嘆かれているとしても、子孫を繁栄しなければいけない義務はありません。
恋愛や結婚が面倒で、1人で自由に生きていきたければそれでいいのです。草食系の人も肉食系の人も、自分の好きなように生きていくといいでしょう。