逆に悪化する!鼻血が出たときにやってはいけない間違った対処法5選
鼻血が出たときは、すぐに血を止めることが必要であり、そのためには適切な対処を行うことが重要です。
鼻血の対処法というのは様々ありますが、巷には間違った対処というのもかなり出回っています。そのほとんどは昔から言われてきたもので、今では効果の無いとわかっている対処法ばかりです。
しかし、おばあちゃんの知恵みたいな感じで信じる人も結構いまして、そのような間違った対処をしても鼻血は止まりませんし、むしろ逆に悪化する可能性もあるのです。
しっかりとした対処法を知っておくことが重要であり、今回はよく言われている鼻血の間違った対処法を紹介します。それではどうぞ!
鼻血が出たときにやってはいけない間違った対処法5選
1.上を向く
鼻血の対処法としてよく言われているのは上を向くということです。鼻血が出たときは下に垂れ落ちないように、無意識に上を向いてしまう人も多いでしょう。
これは確かに血を垂れ流さないようにすることはできますが、止血の効果はありません。逆に喉の方に血が流れて、思わぬ問題を引き起こすことがあるでしょう。
鼻血が出た場合には、鼻をつまんで下を向くようにする対処が正しいのです。上を向くのは厳禁です。
2.寝る
また、寝るということもよく言われます。寝て安静になることで、鼻血が止まりやすくなると言われているからでしょう。
しかし、鼻血は捻挫や打撲とは違って、切り傷なので寝転がっても良くはなりません。上を向くのと同じように、血が喉の方に逆流してしまうのでやめましょう。
3.頭や首を叩く
そして、鼻血が出たときは後頭部や首の後ろを叩くと、すぐに止まるなんて言われており、実際にそのような対処をする人がいるでしょう。
しかし、これは間違いです。なぜ頭や首を叩くのが良いか言われている理由はわかりませんが、とにかく叩くことは無意味です。
ひざをすりむいたときに、どこかを叩いても血は止まらないのと一緒です。逆にもっと鼻血を悪化させてしまう恐れもあります。