手首や指が痛いのを改善!腱鞘炎を早く治すための対処方法4選(2/2ページ)

3.症状が和らいだら温めてマッサージをする

軽い腱鞘炎であれば、その日のうちか、数日経過すれば治るようになります。痛みが引いてきて、少し違和感が残っている状態であれば、それは治りかけの証拠です。

その時には早く治すためにも、温めてマッサージをしてあげることが効果的です。そうすることで血流が良くなって、治りが早くなります。

ここで注意が必要なのは、患部を直接マッサージしないことです。せっかく治りかけなのに悪化することがあります。患部の周りをマッサージしましょう。そして、温めるのは治りかけの時です。患部が痛いときは上述したように冷やすようにします。

また、治ってきたからといって、手首や指を使う作業にとりかかるとまた元の痛い状態に戻ってしまうので、完治するまで数日は様子を見た方が良いです。

4.作業をする際はテーピングで固定する

しかし、安静にするとはいっても、やはり仕事上の都合でゆっくり休んでいられる暇もないでしょう。画家は絵を描き続けなければなりませんし、エンジニアはキーボードを打ち続けなければなりません。

そこで、腱鞘炎を起こしたけれどもそのまま作業を続ける場合には、患部が動かないように固定するようにしましょう。

腱鞘炎は関節を動かしすぎることによって腱鞘の部分が腫れてしまいます。そこを動かせばさらに悪化し、固定しなければ無意識に動いてしまうものです。そこで、それ以上悪化させないように、作業を行う場合はしっかりとテーピングをするようにしましょう。

まとめ

以上が腱鞘炎になった場合の治し方です。患部が痛い場合は冷やして炎症を緩和し、治りかけの頃は血流を良くして治りを早くすることが重要です。

また、しばらくは患部を安静にしておくようにしましょう。それが無理ならばテーピングなどで固定して、さらに悪化するのを防ぐようにします。

スマホやパソコンなどを頻繁に使う人は手首や指の関節が少し痛くなったという経験があるのではないでしょうか。それは腱鞘炎なので、その場合は以上の対処を早めにやるようにしましょう。

なお、以下の記事ではスマホの使い過ぎによる「スマホ腱鞘炎」の予防対策について紹介しています。スマホを頻繁に使う方は合わせて読んでみてください。