不安で辛い…妊娠できないのはなぜ?その原因と妊娠確率を上げる方法(2/3ページ)
4.老化による卵子の量・質の低下
また、老化も関係してきます。老化をすれば人の体の機能はどんどん衰えてきます。そして、卵子も老化によって数が少なくなり、質が低下することになります。結果的に、いくら体調を万全にしても、老化によって妊娠できなくなってしまいます。
女性の卵子の減少に関しては以下のように言われています。
平均的な女性の場合、誕生前に500万から700万個の卵子があり、生まれた時に200万個、生理を迎える頃には30万個に減り、35歳くらいでは2万~3万個しか残っていません。毎月1000個くらいの割合でなくなっていくんです
つまり、30代以降の老化が始まる時期になると、卵子の数も若いころに比べて何倍も少なくなってしまいます。また質も低下するので、さらに妊娠しにくいものとなります。また、老化によって女性ホルモンも減少するので、それも相まって妊娠できなくなってしまいます。
5.元々の妊娠しにくい体質
また、生まれつきで、元々の妊娠しにくい体質であるというのも妊娠できない理由としては多いものです。
- 女性ホルモンが少ない
- ホルモンバランスが乱れやすい
- 卵子の数が少ない
- 子宮の機能が弱い
元々の体質によって妊娠できない理由は以上のように様々ななものが考えられます。妊娠に必要なプロセスにおいて、何かしら体質の問題があるということで、妊娠できないと悩むことになります。
上述した1~4の原因に当てはまらないものであれば、あなたの生まれつきの体質が妊娠しにくい体ということで、妊娠できないという可能性が高いです。
妊娠するにはどうすれば?妊娠確率を上げるための2つの方法
では、妊娠率を上げるにはどうすればいいでしょうか。妊娠するための方法としては、以上の原因を改善して妊娠しやすい体にする必要があります。それには以下の2つの対策が必須となります。
- 妊娠を妨げる生活習慣の改善
- 妊娠しにくい体質の改善
対策1.妊娠を妨げる生活習慣の改善
まずは妊娠を妨げる原因や生活習慣を改善する必要があります。以上の原因のうち、以下のものは生活習慣を見直せば自力で改善できるものです。
- 1.ストレスによるホルモンバランスの乱れ
- 2.冷え性による子宮の冷え
- 3.偏った食生活による栄養不足
以上の原因をしっかりと改善すれば、妊娠の確率がアップします。以下のような方法で改善することがおすすめです。
- ストレスは溜めない・解消する
- 体は冷やさないようにする
- 定期的な半身浴や運動で基礎体温を上げる
- 栄養バランスを考えた食生活を意識する
- 栄養不足になる過度なダイエットは中止する
ストレス・冷え・栄養不足のどれかの原因に当てはまるものがあれば、以上の対策方法でしっかりと改善するようにしましょう。