破かない方が良い!やけどで水ぶくれができた時の正しい対処法4選

破かない方が良い!やけどで水ぶくれができた時の正しい対処法4選

日常生活においてやけどをすることもあるでしょう。特に料理をしている最中や、熱い鍋や鉄板焼きをしているときなどにやけどをすることがあるでしょう。

やけどをした時は水ぶくれができるときもあり、きちんと対処しないと化膿したり、細菌による感染症を引き起こすことも考えられます。

水ぶくれは色々と間違った対処法も言われているので、正しい対処法をしっかりと覚えておくべきです。そこで、今回は水ぶくれができた時の対処法について紹介します。

やけどで水ぶくれができた時の正しい対処法4選

1.絶対に破かないようにする

やけどにおける水ぶくれは、その表皮や体液は患部を保護してくれる役割をしています。無理に破いてしまうと、傷口から細菌が入ってきてしまいます。

そのため、感染症などの合併症を引き起こさないためにも、水ぶくれは絶対に自分では潰さないようにしましょう。潰してしまうと、やけどの跡も残りやすくなります。

潰すべきと主張する医者もいるようですが、これは細菌が入らないようにすることを前提にしたものです。普通の人が自分で対処する場合に、細菌が入らないようにすることは難しいので、潰す対処はやらないようにしてください。

2.湿潤療法で対処する

これまでの水ぶくれの対処法としては、皮を破いて、ガーゼなどで保護して治るのを待つというものが一般的でした。

しかし、上述したように水ぶくれを破くと、感染症や跡が残るなどの問題があるため、最近では推奨されないようになってきています。

そこで、やけどの新しい治療法として、「湿潤療法」というものが最近では効果があると言われています。これは患部にワセリンやオリーブオイルを塗り、サランラップなどで巻いて保護するというものです。

これは常に保湿することで自然治癒力を高める治療法です。水ぶくれを無理に破くことはないので感染症のリスクを減らすことができ、跡も残りにくくなるというものです。

小さいやけどであれば、「キズパワーパッド」で対処するといいでしょう。キズパワーパッドも同じ湿潤療法の仕組みの絆創膏となっています。やけどをした場合には、この湿潤療法で対処するようにしましょう。