復習は重要!テスト問題の解き直し・間違い直しの効果的なやり方5選(2/2ページ)

4.問題を完璧にできるようになるまで間違い直しをする

間違えた問題の解法のすべての意味を理解し、解けるようになるまで、以上の間違い直しの手順を繰り返すようにしてください。

テストでできなかった問題の解き方のプロセスには、わからない箇所が複数存在することもあるでしょう。例えば、「A→B→C」という手順で解く問題を、テストではBの手順がわからなくて間違えたけど、Cの手順もわからないという感じです。

このパターンだと、Bを間違い直しして解けるようになったけど、次はCが原因解けないということになります。このように1つの問題の中では解けない箇所が複数ある場合には、そのたびに間違い直しを繰り返しましょう。わからないところが出るたびに、間違えた部分を把握し、その原因を理解し、意味を理解して解き直すよことが重要です。

その問題の解く手順を全て理解できなければ、その問題を解けるようになったとは言えません。弱点も克服できないでしょう。問題が完璧にできるようになるまで、以上の手順を繰り返し行うようにしましょう。

5.曖昧な部分や偶然正解した部分もしっかりと解き直す

間違い直しや解き直しは、間違ってペケをもらったところだけすればいいというわけではありません。実力をアップするには、上述したように意味の理解が必要です。

そのため、曖昧な部分や、適当に答えて正解した部分についても、しっかりと意味がわかって解けるようになるまで解き直しを行いましょう。

丸をもらっただけで出来た気分になりがちですが、たまたまであり、意味を理解していないのであれば、出来ていないのと同じです。単に点数が加算されているだけです。

丸や点数にごまかされずに、曖昧な部分や適当に正解したところに関しては、すべてきっちり意味が理解できるようにしましょう。そうすれば、類似パターンの問題は解けることができ、実力をアップすることができます。

まとめ

以上がテスト問題の解き直し・間違い直しの効果的なやり方となります。間違えたところや曖昧なところは、自分のできない弱点の部分なので、しっかりと克服するようにしましょう。

やり方だけを覚えてその問題ができたというだけでは不十分です。しっかりと解き方の意味や、それに必要な基礎知識の意味を理解することが必要です。

意味を理解できれば、その応用が可能ですので、類似パターン問題も解けるようになり、弱点を克服できます。結果的に、自分の実力がアップするでしょう。

参考書やテストの問題でできない箇所というのは、自分の弱点そのものです。それが明確となっているので弱点克服に活用するべきものです。しっかりと解き直し・間違い直しをするようにしましょう。