在職中に転職活動をする場合には上司に伝えるのはNG!反対されて引き止められるだけ(2/3ページ)
転職活動がうまく進まなくなることは確実
では本題に戻りますが、以上で説明したように、在職中での転職活動を上司に反対されてしまうと、確実に転職活動はうまく進まなくなってしまいます。
少しでも怪しい行動をすれば、「お前、まだ転職なんか考えているんじゃないだろうな?」なんて、常にプレッシャーをかけられてしまいます。職場にいる限り、監視の目が絶えないなんて可能性もあります。
仕事を辞めるかどうか決める権利はあなたにあるので、上司が猛反対したとしても、いずれは退職・転職ができます。しかし、それまでに、なかなか退職届を受け取ってくれなかったり、会うたびに説教されたりして、妨害行為を食らってしまうでしょう。それでは、転職活動がうまく進まなくなるのは確実です。
中には、退職・転職を断固拒否されるなんて会社もあります。その場合でも、あなたに退職を決める権利がありますので、労働基準監督署や弁護士に相談すれば、あなたが勝てます。しかし、転職活動の進捗に歯止めがかかるのは避けられません。
いずれにせよ、転職活動を妨害され、思い通りに進まなくなってしまうのは明らかです。それならば、最初から上司に伝えるべきではないという選択肢が賢明になります。
職場での居心地も悪くなってしまう
それに、在職中に転職活動をすることが知られてしまうと、転職がうまく進まないだけではなく、職場での風当たりも強くなってしまう恐れがあります。
上司からは絶対にプレッシャーをかけられるので、もう仕事に行くことがつらくなってしまうはずです。その上司が嫌がらせに悪い評判を広めるなんてこともあります。
また、転職に対してマイナスイメージの強い社風の会社だと、他の職場仲間からも「裏切り行為」のレッテルを貼られて、悪いように見られてしまう可能性もあります。